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『JAZZ in Paris』101枚組視聴記の��
【51】ルイ・アームストロングの古い録音から。本盤は音は悪いが中身で聴かせる。��ではマレーネ・ディートリヒがドイツ語で唄う。む〜ん。
【52】ディジー・ガレスビーの、これも古い音源。私はこれまでガレスピーの演奏に好ましいものを殆ど感じてこなかったが、これには意外な程に聴き入ってしまった。肩の力が抜けているというか、落ち着いたその風情に耳をそば立てた。あ、ボーカルはちょっと、、、、。●
【53】このチェット盤はこれまで幾度聴いてきたことか、それ位に出だしの��Summertimeは素晴らしい。今のところ、これを越える同曲の演奏を私は知らない。●
【54】ユベール・ロスタンとモーリス・モイニエのクラリネットリーダーの２グループによる演奏集。クラリネット編成らしからぬ曲調の�韻法�と思ってアルバムをひっくり返すとマイルズの「Dig」である。確かに”蛮府”している。
【55】こちらはユベール・フォル(as)、ミシェル・ド・ウィレ(bs)そしてソニー・クリス(as)の各グループの演奏群で、どれもそれぞれ聴き所あり。フォルはフランスで最初にビバップを演奏した人とのこと。ウィレのバリトンは私好みのサウンドで何度も聴いた。予備知識なく聴き進めた�┛聞澆呂笋呂螢愁法次Ε�リスで、私なぞにも判別可能の癖のあるフレーズだ。しかしやはり私がクリスをそれ程好きになれないのはアドリブフレーズの手癖が鼻につくからだろう、彼のコレクターにはなれそうにない。
【56】本シリーズに多くあるグラッペリの、コール・ポーター集。正直なところ「またグラッペリか〜」の思いで食傷気味に聴き始めたのだったが、何の何の。私はただでさえコール・ポーターの曲が概して好きなのだが、この盤にはいつも以上の覇気が感じられる。きっとこのオジサンにとっても特別な思いあるのだらう、ありがちなクァルテット編成ではなくエディ・ルイスのオルガンが＋効果を発揮している。二編成を含む中で共に参加のダニエル・ユメールが殊のほか存在感を示す。�А峪笋呂垢辰�り貴方のもの」が10分を越す熱演振り。録音も良い。●
【57】ギターのルネ・トーマ盤。彼の代表作に挙げられるリバーサイド盤(1960)は、好きなJRモンテローズが入っているにも拘らず、好きなMilestonesが入っているにも拘らず、ピアノがホッド・オブライエンにも拘わら〜ず、そんなに頻度高く聴く盤にはない。それに比べて三年後の本盤はイイ。フレーズ滑らかで実に聴かせる。ジャズギターとは何かを良く伝える香盤、いや好盤に思う。オルガンとの相性も良し。半曲に登場のジャック・ペルツァーもまた良し、�い魯泪�リーンの曲でこの選曲はペルツァーの意志だろうか。●
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