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[Lisa Ono/Dans mon île]
この季節になるとついつい聞きたくなる小野リサ。だが、ここまでくると流石に”金太郎飴”か。聴き流すには心地好くはある。林業現場に出掛けるまでの道すがら共に聴いた、ジャズ鑑賞を趣味とする班長の感想は、、、、、一言すらも無し。
[JULIA KAROSI]
ハンガリー産のカワイ子ちゃんボーカルで、スタンダード3曲にビョークのカバーがラストに入っている期待のミニアルバムだったがム〜ン、よくあるカワイイだけのボーカル作品だった。
●これまでピアノトリオとジャズボーカルには随分なお金を投じてきたが、玉石混交のこの世界で「玉」を掴むことの難しさを改めて知った本CDだったか。可愛いだけじゃダメなんだ、ハートがなければ。2000年代には流行りもあって随分な数のピアノトリオとジャズボーカルが世界で(これまで未開だった東欧モノなども)量産されたものだったが、真に価値ある作品と言えば果たしてどれほどあったろうか。石97に玉3、位か。
[Rita Reys/at the golden circle club,Stockholm]
我が歌姫、リタ・ライス(レイズ)のかつての超の字の付く希少盤がCD化されたのが20年前の2001年だったか。ジャズ喫茶でリクエストしようにもモノが無く、これぞ「聴きたくても聴けない」ディスクだったが、世界初CD化されて感涙に咽んだ当時が懐かしい。これが480圓で売りに出ていたので「ええぃ、馬鹿者が〜」とばかり買い上げてしまった、持っているのに。
スウェーデンはストックホルム、ゴールデン・サークルでのライブ盤で、旦那であるピム・ヤコブスの気品ある歌伴が素晴らしい。次に生まれ変わったならば、こんな繊細なピアノ弾きになりたい。鴛鴦夫婦で。
それにしてもまぁ、良い年の瀬だ。
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