退社した午後、折角の裕次郎特集へと柳ヶ瀬のロイヤル劇場へ。
「紅の翼(1958)」;企画製作に水の江滝子のクレジットがあった。
先週の「太平洋ひとりぼっち」と比較して、登場人物が多過ぎた。いや「〜ひとりぼっち」が内容通りに少な過ぎたのか。
流石の男前・二谷英明も、本作では"隙間風ビュービュー"で裕次郎の引き立て役に甘んじている。プロペラに撥ねられるとは、感電死に次いで遭いたくない死に目である。
妹役の芦川いづみ、和製ヘップバーンというのは言い過ぎだろうが確かに雰囲気はある。
スチュワーデスの彼女(峰不二子もとい峯品子)が二股かけていた相手は岡田真澄だったか。
裕次郎、上手くはないけれど歌、聴かせます。流石にジャズレコードを出しているだけのことはある。25年前の丁度今頃、四国のとある町でそのレコードを購入したのを今思い出した。
先週テレビで見た「鳥人間コンテスト」といい、空を飛ぶというのは私には出過ぎた恐ろしいことに思われる。
位置エネルギーと運動エネルギーを相殺するかのように着陸するラスト、あそこで何故、尾翼のワイヤーが切れる脚本にせねばならないのか? あんな場所のワイヤーが切れるのは、人為でしか有り得な〜い。
で、「紅の豚」と「紅の翼」との関係は如何に?
困ったものです。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する