高倉健、吉永小百合初共演作品で、監督は『聖職の碑』の森谷司郎。主に2・26事件を扱った、フィクションの作品。というのも、実際の二・二六事件の史実に沿ってはいないため。
軍人の妻である日色ともゑ、桜田淳子が如何にも不憫であった。ただ、吉永小百合に同様の不憫さは感じなかった。それがメロドラマとしては成功していた証拠となろうか。
好悪役?の天津敏、名和宏も登場した。小池朝雄、出てたっけ?
冷害で生活もままならず、娘を売らなければ立ち行かない苦難の時代を経て、国を挙げて富国強兵に向かった時代、豊かな暮らしを求めた時代を思えば21世紀の今は既に目標を達して人々はスマホイジリに没頭している。今も国内で生活苦に喘ぐ人達に向けられる援助は必要だろう、でも今の日本が目指すべきは今以上に豊かな暮らしではなく、これまで収奪してきた途上国へのお返しであり、足るを知ることではなかろうか? 冬の匪賊討伐の寒そうなシーンを見てそんなことを思った。
古書店で川崎精雄「雪山藪山」を見つけて購入しようとしているときに名古屋帰りの家内から電話が入り、合流して食事を採った。
現在、高島屋岐阜店で開催の「大北海道物産展」にも立ち寄った。北海道物産展のソフトクリームは毎度、私を狂わせる。風邪治ってないというのに。25日まで大開催中。
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