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今年二月のがん告知【膵臓がん】から半年ちょいで亡くなるなんて、ウチの母親【脳腫瘍】より早かった。潔い、と言うべきか。以下、備忘も含めて記録しておく。
8/22；うちの母と同様に、岐北病院の緩和ケア病棟に入ったのを聞いて、見舞った。暑い盛りで「涼しぃて楽なもんや。そんでも中々食えんでなぁ。」血色も良く見えて、暫くは大丈夫そうに見えたため「また来るわ」で手を振った。これが最後になるとは思えなかった。
8/30；再度、病棟に見舞い入室すると違うオバちゃんが居た！ 「は？？誰？(相手の科白だわな)」「退院されましたヨ」と美しい看護師から伝えられた。ご自宅に電話すると「金掛かるでなぁ、出たゎ。」 また伺いますゎ、と電話口で話したのがキヨっさとの最後の会話になった。
奥さんに聞いた流れでは、
9/7；既に一人で起き上がるのも大変な身体だったが、もう先が無いことを自覚して岐北病院へ入院することを自ら判断して奥さんに電話するよう伝えたとのこと。とはいえ、近所に知られることを憚って救急車を避けて介護タクシーを呼んで岐北Hへ。急斜面に立つ家のため、その手のことに慣れた運転手が50�圓鮴擇辰織�ヨッサを抱(だか)えて車に乗せたのだと。15時。
9/9 ;1:09死亡。享年83歳。
新聞の訃報欄には掲載されなかったそうだが、これは息子さん達の意向だった模様。
キヨッさに関しては書きたいことが山とあるけれど、今はただ手を合わせるだけに留めたい。
家族葬で飾られたその写真は、実にキヨッさらしい好ましい写真だった。朴の葉、かよ。
私からはSonny Criss memorial albumの「When Sunny Gets Blue」を送ります。
山に登るしか能の無かった36の私を、林業で漢にしてくれた親方には感謝しかない。お陰で、グスコーナドリに近づけました。
未だ未だ一流には程遠いけれど、私が受け継いだキヨシスピリッツを、指導員として若いアヤちゃんに叩き込んでいるところですのでご安心あれ。この半年で、杉なら四尺台まで伐れるように育ったでな。
合掌。
