国営あづみのアルプス公園というのが常念岳の烏川の扇状地の扇頂のところにありまして、そのホールにあった5m×3mくらいの巨大地形模型をとことん見ておりました。
北アルプスの高所部分はもう脳内立体地形模型が出来ていますから今更見ることもないのですが、その前山の2000m未満の一帯の尾根や沢の組み込み様や、安曇野に流れる川の位置、その段丘面と集落の関係、更には犀川中流域の筑摩山地の支流と小尾根の組み込み様、古来の峠の巧妙なルート取りなど、この半年で歩き回った一本一本の尾根や沢を振り返りながら。至福の時でした。
いろんな山行ラインが思い浮かびました。追々実現させていきたいです。
ここからの帰り道、前々から気になっていた、犀川が安曇野から筑摩山地の中に割って流れ込んでいく、明科の向こうに、まるで戸隠のような屏風型の小山脈。京ヶ倉山とわかりました。ちょうどきのう、ネギマさんの山行記録で読んで、更に立体地図で確認し、加えて視認して納得しました。このあたりまで来ると松本からは見えなかった筑摩山地の聖山の巨大な山体、屏風のような京ヶ倉、それに反対方向は遠距離の南アルプス北部のジャイアンツがよく見えます。
京ヶ倉の西麓の生坂村のあたりは犀川がグネグネに屈曲していて、まるでヤルツァンポ渓谷みたいです。立体地図で見てみて、こんどは稜線から見下ろしてみたい。生坂村は思いの外村営バスの頻度が多いので(平日土曜のみだが)入下山も楽しそうです。
・大町〜餓鬼岳にかけての地味な山域
・鍋冠山〜黒沢山にかけての尾根と谷(梓川と烏川に挟まれた山域)
・犀川と青木湖に挟まれた山間地域
・生坂村中央山脈
・東筑摩郡と小県郡の境の山並み(四阿山、冠着山)横断
・聖山の広い山体の下の方からの横断と古城訪問
・虚空蔵山の山城群(会田城)訪問
・霧訪山北尾根の古城群訪問と塩尻から小野盆地への横断
・奈良井川源流山行
(備忘メモ)
低い山は下の方から歩けば、近い山はうちから歩けば巨峰になる。
立体模型の写真撮り忘れました。
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