「増水の川の様子を絶対に見に行かないでください」とTVなどではいうが、危険の判断を人任せにしてはいけない。絶対禁止と言われると何をぅ!と思う。
それはともかく、大雨のはずの休日だったのに早く恢復したので、一家三人で、女鳥羽川や大門沢川の増えっぷりを見に行った。茶色い濁流。見応えあり。深い山の沢登で、ときどきこういう目にあって、渡渉もできず、焚き火をしながら晴天停滞をしたりする。深い山の中ではこんな豪雨の後の荒れた沢はよく見る。山の中は毎年大災害なのだ。人が住んでいないからニュースにならないだけだ。これがあるから流木があって焚き火ができる。
大門沢の二股近くにある旧開智学校、娘が入ったことないというので、見学する。つい先日、国宝に指定された明治9年(1876)開校の小学校。明治初期、全国でもかなり早く初等教育の学校を作った。信州が教育県と言われる所以だ。
建築も教育資料も見ごたえあるのだけど、この正面に看板の脇にいるおっさん顔の天使が昔から気になっていたが、最近、キャラ化しているようだ。国宝を誇るにふさわしいフケ顔がかわいい。
開智学校がある一帯は、江戸時代の地図だと城下町の住宅が避けていた遊水地だ。大門沢の合流地点に近くて、家を建ててもいつか水に浸かるからだったのだろう。明治以降にできた学校や病院や駅や陸軍連隊などの近代施設は、以前は水があふれる可能性があるから住宅の無かった空き地や湿地帯に集中している。時代が下るほど、工場とか、新幹線車両基地とか、運動場とか、ますます冠水可能性の高い地域の利用が増える。
とはいえ松本の旧市街地を流れる川は、背後の山の集水域もそれほど広くない。家が持っていかれるほどの水が集まる大河の中下流域のような緊張感はない。山に囲まれてはいるけれど市内を流れる川の背後は浅いのがミソだ。治水技術の無かった16世紀までは、日本の都市は、こんな立地ばかりだったと思う。
yoneちゃん、おはよ
そうなんだよね〜まさに低いところ(遊水地とか、埋め立てとか)に家多いんだよね〜都市へ行けば行くほど
そして莫大な税金使って、整備して、何のために働くのか?って思う時もあるね〜・・・
何のために働き、生きるのか?日々の暮らしで視野が狭くなると、大きな地形の中の自分が見えなくなりますよね。山の上から急がず静かに3分ほどでも見渡して見ると、他のことが見えますね。
yoneyamaさん、こんにちわ。
開智学校にそんなキャラがいるんですね〜
気のせいかおっさんエンジェル、、
yoneyamaさんに似てるような(*´▽`*)
未曽有の想定外の大雨。などと言っても、
結局、元々人が住んでない所は
住まない方がよいのだ。。と思います。
ガーン!たしかに似てますわ!このださい髪型も!
親の代から住んでる人にはすでにふるさとだから気の毒だけど、知らずに住み始めては、いけないと思います。
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