ベニタケ科 チチタケ属 赤樅茸
写真は、山梨県小菅村で 10月下旬
雑木林の尾根をたどってきのこの探索をしていると、オレンジ色のアカモミ タケ が不意に視界に飛び込んでくることがあります。
もしやと思って見上げる と、いつの間にか周囲にモミの木が立ち並んでいた。・・・。
アカモミタケは、こんなふうにして出会うきのこです。
オレンジ色の肉質の表面に薄く白っぽい霞みがのったような色合い。中央が くぼみ加減に開く傘の表面には、環紋が見られます。傷がつくと濃い鮮やかな 朱色の汁をにじませます。
傘の直径は5〜15センチほどと、大きさは様々。
柄は太めですが、中空で、やはりもろい。ぼりっと折れやすい肉質です。
スープやオムレツなどに合うきのこですが、和風のきのこ汁などに入れると あまりおいしくありません。
体に合わない人が食べたり、加熱が不十分だった りすると、ごく軽い中毒にかかるようで、私の妻が敬遠するきのこの一つです。
◆探索記録・フィールドガイド
富士山でアカモミタケ
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