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毒性あり(神経系と胃腸などに障害)。
直径15センチを超すものにもよく出会う、大型のきのこです。
傘の色は真っ赤なものからオレンジ色のものまで、濃淡があります。
表面に白い破片 がいっぱい着いていています。
これがベニテングタケのトレードマークです。
この白いもの はベニテングタケが地面下のつぼを割って伸びだすときに付着
した、つぼの破片です。
柄は、表面に独特のササクレ模様があります。つばが残りますが、ミニチュアの飾り カーテンのように垂れ下がり、これらが色合いの派手さとあいまって、ベニテングタケ の華やかさを演出します。
しかし、ここまで飾られると、さすがに食べる人は皆無に近いようです。
毒きのこで 、致死性はないものの、幻覚を引き起こすとのこと。
長野県の北部では、ベニテングタケを粕漬けにして無毒とし、食用にしているところ もあります。テレビで食べるところを見ましたが、色が抜けて、酒粕色に変わっていま した。
そこまでやるのは、珍味だからなんでしょう。
傘の色がオレンジのものもあります。
長野県上田地域でも食べる人がいます。昔、父が取ってきて天日干しにしたものを私も正月に食べましたが味は覚えていません。私の山の会の元メンバーで普通に3本茹でて食べて(人体実験)救急車で運ばれた人がいます。死にませんでしたし後遺症もなかったようです。
waka さん、長野県北部は、伝統的な食文化が大事にされてきた所ですね。
このシリーズで、鬼無里村の例を紹介しました。
人の側、きのこの側、それぞれの条件によっても、差違がでる。
私は、臆病なので、試し喰いはせず、極力、冒険はしません。
名前が確定できないきのこは、見るだけです。
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