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きのこが束になって生えだしてくる様子は「束生」と表現されます。
センボンクズタ ケは、細く長い柄をもつうえに、根元が密生した状態で、しかも成長の度合いもほぼ同 じという条件で、生え出してくるので、「束生」そのものの生え方です。
倒木や埋もれ 木、それもかなり腐朽がすすんだ幹から、生え出します。
屑茸とはかわいそうな名前ですが、そこまで腐朽がすすんだ木にとりつくからでしょ うか。
ヒトヨタケ科のきのこは、一般にゴミや堆肥などの生息条件が好みのようです。
傘は、丸みを帯びた鐘形、あるいは丸山型。とくに幼菌ではまん丸です。成熟しても 傘の先端は尖りません。
柄は、薄茶色、とくに生え出した幼菌では白っぽい色です。
ヒトヨタケ科のきのこは成熟すると傘とひだが黒く液状化して溶け出すのが普通で す。
センボンクズタケは、ひだが黒く変色はしますが、液状になることはありません。
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群馬県で10月撮影。
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