西銀座ダイヤモンドコース（折立〜上高地）欲張り6日間《百名山6座＆高天ヶ原温泉＆大キレット〜重太郎新道》

2016年08月06日(土) 〜 2016年08月11日(木)

• GPS: 118:40
• 距離: 68.9km
• 登り: 7,377m
• 下り: 5,567m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:40
• 休憩: 1:25
• 合計: 8:05

7:44 十三重之塔 慰霊碑
7:44 7:45 折立
7:49 7:50 十三重之塔 慰霊碑
8:31 8:31 太郎坂(アラレちゃん)
9:04 9:11 青淵三角点(青淵山)
9:23 9:23 積雪深計測ポール
10:18 10:21 五光岩ベンチ
10:42 10:42 太郎兵衛平
11:10 11:24 太郎平小屋
11:41 12:17 薬師峠
12:47 12:47 薬師平
13:27 13:33 薬師岳山荘
13:59 14:01 薬師岳避難小屋跡
14:13 14:19 薬師岳
14:39 14:39 薬師岳避難小屋跡
14:53 14:53 薬師岳山荘
15:16 15:16 薬師平
15:37 15:46 薬師峠
15:49 宿泊地

2日目

• 山行: 8:48
• 休憩: 1:21
• 合計: 10:09

4:20 宿泊地
4:42 4:42 太郎平小屋
4:49 4:49 太郎山
6:12 6:12 神岡新道分岐
6:19 6:22 北ノ俣岳
6:51 6:51 赤木岳
7:29 7:29 中俣乗越
9:13 9:14 黒部五郎の肩
9:37 10:16 黒部五郎岳
10:25 10:26 黒部五郎の肩
11:36 12:08 黒部五郎小舎
13:28 13:33 三俣蓮華岳巻道分岐
14:29 三俣山荘

3日目

• 山行: 9:32
• 休憩: 2:25
• 合計: 11:57

3:06 三俣山荘
4:15 4:39 鷲羽岳
4:55 5:00 ワリモ岳
5:11 5:13 ワリモ北分岐
5:45 5:48 水晶小屋
6:16 6:22 水晶岳
7:02 7:04 温泉沢ノ頭
8:54 9:45 高天原温泉
10:00 10:09 高天原山荘
10:15 10:16 高天原分岐
10:48 10:49 高天原峠
11:32 11:32 雲ノ平の森の道
11:36 11:36 奥スイス庭園
11:57 11:58 コロナ観測所
12:17 12:50 雲ノ平山荘
13:04 13:04 スイス庭園
13:33 13:34 祖父岳分岐
14:25 14:27 黒部川水源地標
14:58 15:02 三俣山荘
15:03 宿泊地

4日目

• 山行: 10:08
• 休憩: 1:43
• 合計: 11:51

4:09 宿泊地
4:43 4:44 三俣峠
4:55 5:01 三俣蓮華岳
5:20 5:21 丸山
5:38 5:41 中道分岐
6:08 6:08 双六岳
6:44 6:44 双六岳中道分岐
6:57 7:58 双六小屋
8:29 8:35 樅沢岳
11:24 11:25 千丈乗越
12:29 12:30 槍ヶ岳山荘
12:58 13:06 槍ヶ岳
13:35 13:36 槍ヶ岳山荘
13:42 13:42 飛騨乗越
14:02 14:03 大喰岳
14:33 14:45 中岳
15:29 15:30 天狗原分岐
15:55 15:55 南岳
16:00 南岳小屋

5日目

• 山行: 5:30
• 休憩: 1:01
• 合計: 6:31

6:43 南岳小屋
8:00 8:00 長谷川ピーク
9:11 9:13 北穂高小屋
9:21 10:02 北穂高岳(北峰)
11:42 12:00 涸沢岳
13:14 穂高岳山荘

6日目

• 山行: 5:17
• 休憩: 0:51
• 合計: 6:08

5:52 穂高岳山荘
6:19 6:30 穂高岳
7:40 7:40 紀美子平
8:05 8:20 前穂高岳
8:35 8:40 紀美子平
10:10 10:30 岳沢小屋
12:00 12:00 上高地バスターミナル
12:00 ゴール地点

天候

概ね晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

日本中央バス（さいたま新都心駅東口 21:25 〜 5:10 富山駅前）
富山地鉄バス（富山駅前 5:30 〜 7:30 折立）
アルピコ交通バス（上高地 14:05 〜 15:10 新島々バスターミナル）
松本電鉄（新島々駅 15:25 〜 15:54 松本駅）
京王電鉄バス（松本バスターミナル 17:20 〜 20:38 バスタ新宿）

コース状況／危険箇所等

太郎平小屋で登山届提出。

唯一破線ルートの温泉沢ノ頭〜高天ヶ原温泉。上部は浮石だらけの急坂が延々と続き、下部の沢は渡渉を何度も繰り返すので増水時は要注意。赤ペンキ印が多く踏み跡もしっかりしているので、天気が良ければ迷うことはありません。
その他は人気ルートなのでコース状況は省略。

その他周辺情報

上高地アルペンホテル（日帰り入浴 600円/大人）
河童食堂（山賊焼き定食 1700円）

写真

8/6 5:08

2週間前も訪れた富山駅。新幹線開通で立派になりました。

8/6 7:36

折立からスタート。トイレ、自販機があります。

8/6 8:32

アラレちゃん。

8/6 8:32

樹間から山が見えます。鍬崎山でしょうか？

8/6 9:05

1870.6m三角点。

8/6 9:24

眼下に見えるのは有峰湖。

8/6 10:31

太郎兵衛平を目差して登る。

8/6 11:13

太郎平小屋で登山届を提出。

8/6 11:11

太郎兵衛平から水晶岳方面の眺め。

8/6 11:26

8/6 12:21

テント設営完了。

8/6 12:55

今日のうちに薬師岳をピストンしちゃいます。

8/6 13:17

途中で雷鳥の親子に遭遇。

8/6 13:24

薬師岳山荘で休憩。

8/6 14:00

避難小屋は風を凌ぐ程度。

8/6 14:13

薬師岳登頂。

8/6 14:29

槍が見えます。

8/6 14:30

水晶岳から赤牛岳。
温泉沢の頭からの下りは…

8/6 14:30

後立山方面。

8/6 14:30

立山・剱へと続く縦走路。

8/6 15:16

8/6 18:08

テン場に帰って晩ごはん。
トマトリゾット風。

8/7 5:18

二日目。
太郎兵衛平〜北ノ俣岳間で御来光。

8/7 5:38

目指すは黒部五郎岳。右に笠ヶ岳、左に槍ヶ岳。

8/7 5:51

太郎兵衛平、薬師岳を振り返る。

8/7 6:12

神岡新道分岐。

8/7 6:22

北ノ俣岳から見る黒五と槍。

8/7 6:44

朝陽を浴びて輝くチングルマ。

8/7 7:33

8/7 8:05

黒部五郎を背に。

8/7 9:35

薬師・剱を背に黒部五郎岳山頂から。

8/7 9:27

槍・穂高方面。

8/7 9:28

笠、乗鞍、御嶽。

8/7 9:28

五郎のカール。

8/7 9:28

水晶岳方面。手前は雲ノ平。

8/7 10:31

カールへの下り。

8/7 10:46

カール内に点在する巨石群。

8/7 11:33

黒部五郎小舎。

8/7 12:50

ガスに包まれる黒部五郎。

8/7 13:19

鷲羽岳、ワリモ岳、水晶岳、祖父岳と黒部川源流域。

8/7 13:30

巻道分岐。

8/7 14:06

鷲羽岳の手前に三俣山荘が見えてきた。
手前にある雪渓を少しだけ渡ります。

8/7 14:29

三俣山荘からは北鎌尾根がバッチリ見える。

8/7 16:18

鷲羽〜水晶が見える場所にテント設営。

8/7 17:32

三俣蓮華岳があるので日没が早い。

8/7 18:15

生姜焼き丼。

8/8 4:32

三日目。
山頂で御来光を見ようと3時に出発したが、ちょっと早すぎた。

8/8 5:03

ワリモ岳を過ぎたところで御来光。

8/8 5:07

黒部五郎岳。

8/8 5:09

薬師岳。

8/8 5:12

ワリモ北分岐。

8/8 5:45

水晶小屋で温泉沢コースの状況を確認。

8/8 5:45

槍・穂と鷲羽。

8/8 5:49

黒五、三俣蓮華、笠など。

8/8 5:50

水晶岳をめざして稜線歩き。

8/8 6:16

水晶岳の山頂は狭い。

8/8 6:18

鷲羽、槍・穂、笠、乗鞍、御嶽など。

8/8 6:18

黒五と雲ノ平。左に笠。

8/8 6:20

読売新道の先には剱・立山。

8/8 6:44

8/8 7:02

温泉沢の頭。ここで読売新道とお別れ。

8/8 7:03

薬師岳を正面に見ながら激下り。

8/8 7:03

左を見れば黒部五郎岳。

8/8 8:03

最後は固定ロープで沢に降り立つ。

8/8 8:17

赤ペンキの印に従って渡渉を繰り返す。

8/8 8:54

高天ヶ原温泉に到着。

8/8 8:57

脱衣所がある「からまつの湯」に入る。

8/8 9:31

こちらは沢の傍らにあるワイルドな「野湯」。

8/8 9:42

「からまつの湯」は囲いのある女湯とその右側の茂みに男湯がある。

8/8 10:12

温泉から高天原山荘までは約20分。
ランプの宿に泊まってみたい。

8/8 10:13

高天原の湿原。

8/8 10:50

高天原峠。

8/8 11:10

雲ノ平までの登りはけっこうきつい。

8/8 11:52

8/8 12:09

やっと雲ノ平山荘が見えたときにはホッとした。

8/8 12:53

青空の下、雲ノ平を散策。

8/8 13:01

キャンプ場と祖父岳。

8/8 13:06

スイス庭園から高天ヶ原を見下ろす。
薬師岳がでっかい。

8/8 13:07

水晶岳。

8/8 13:28

キャンプ場と雲ノ平山荘。

8/8 13:43

祖父岳。

8/8 13:53

槍ヶ岳の手前に三俣山荘が見えます。
が、黒部源流があるので一度下ります。

8/8 14:28

黒部源流を渡る。

8/8 14:33

源流の碑。

8/8 14:37

8/8 14:46

8/8 15:15

帰着。

8/8 15:15

本日も北鎌の眺めは良好。

8/8 17:59

角煮丼。

8/9 4:43

四日目。
小雨の中テント撤収。

8/9 4:57

三俣蓮華岳はガスガス。

8/9 5:31

双六岳への稜線。

8/9 6:02

双六岳も真っ白。

8/9 6:27

槍が姿をあらわす。

8/9 7:54

きれいな双六小屋。

8/9 8:36

対岸は今朝出発した三俣山荘の辺り。

8/9 8:39

8/9 8:44

8/9 8:56

8/9 8:56

西鎌尾根と雲に包まれた槍ヶ岳。

8/9 8:58

8/9 9:32

8/9 9:54

8/9 9:54

8/9 9:54

8/9 9:59

左俣乗越。

8/9 10:07

槍は現れたり隠れたり。

8/9 10:45

クサリ場の連続。

8/9 10:54

8/9 11:16

大槍・小槍。

8/9 11:21

千丈乗越から最後の登り。

8/9 12:37

槍ヶ岳山荘に到着。
ここに泊まるか南岳まで行こうか思案。

8/9 12:59

とりあえず、ガスの槍ヶ岳に登頂。

8/9 13:59

大喰岳もガスの中。

8/9 14:28

8/9 14:33

中岳も…。

8/9 15:54

南岳もガス。

8/9 17:51

旅も終盤。明日の大キレットに思いを馳せて泡盛で乾杯。

8/9 18:26

ミートソースのペンネと豆入りコンソメスープ。

8/9 19:13

食後に西の空を見ると笠ヶ岳が雲海に包まれていた。

8/10 4:50

五日目。
常念岳方面から昇る日の出を待つ人々。

8/10 5:06

御来光。
今日も良い天気になりそう。

8/10 5:02

朝陽を受ける北穂。

8/10 5:04

今日のルート、大キレット〜北穂。
見るからに険しそう。

8/10 5:05

獅子鼻展望台に立つ自分の影を見て、崖っぷちに立っていることに気づく。

8/10 5:10

テン場から笠ヶ岳と白山。絶好のロケーションです。

8/10 6:56

いざ、大キレットへ。

8/10 7:06

長いハシゴを下る。

8/10 7:09

8/10 7:13

8/10 7:18

ブロッケン現象。

8/10 7:38

8/10 7:57

長谷川ピーク。

8/10 8:18

8/10 8:22

南岳を振り返る。

8/10 8:50

飛騨泣きを越えてから、最後の北穂への登りがけっこうキツイ。

8/10 9:54

北穂高小屋で大休止。

8/10 9:51

小屋のテラスから、これまで歩いてきた薬師、黒五、鷲羽、水晶、槍を眺める。

8/10 10:01

槍を背に。

8/10 10:16

いよいよ奥穂へ。

8/10 10:28

8/10 10:54

涸沢を見下ろす。

8/10 10:58

最低コル。

8/10 11:04

どこを登るのかわからない。

8/10 11:46

涸沢岳の山頂も狭い。
眼下に穂高岳山荘が見えているので、しばし眺めを楽しむ。

8/10 11:48

穂高岳山荘と奥穂高岳。ジャンダルムにも行ってみたい。

8/10 11:48

明日のルート、奥穂〜前穂の吊尾根が険しそう。

8/10 11:56

槍ヶ岳方面。

8/10 13:12

穂高岳山荘から涸沢岳を見上げる。
右下のオレンジ色がマイテント。

8/10 13:13

奥穂への登りも大変そう。

8/10 16:45

前穂から北尾根の眺めを酒の肴に…。

8/10 17:37

フリーズドライの牛とじ丼。

8/11 5:05

六日目（最終日）。
常念岳からの御来光。

感想

hanaabi

　北アルプスのテント泊縦走。計画段階で高天ヶ原温泉や大キレットなどあちこち行きたいところが増えてしまい、欲張りな6日間プランになりました。
　計画では3日目もテントを背負って宿泊場所を移動する予定でしたが、前日までの重装備＆長距離歩行でバテバテだったこともあり、急遽、お風呂セットだけ持って三俣小屋まで帰ってくることに予定変更。これは結果的に大成功で、温泉沢コースの下りや雲ノ平までの登りでテントを背負っていたらと思うとゾッとします。
　また、4日目の宿泊予定地は槍ヶ岳山荘でしたが、南岳小屋まで足を延ばしたことによって、翌日以降の大キレット〜穂高岳山荘、奥穂高岳〜岳沢小屋の難所を余裕を持って歩くことができました。
　4日目に天気が少し崩れて、小雨の中でのテント撤収、三俣蓮華岳〜双六岳、槍ヶ岳〜南岳間で眺望がない稜線歩きになりましたが、それ以外の日は連日天気に恵まれて、無謀と思われた計画もほぼ予定通りに歩くことができました。
　6日目（最終日）の上高地では、偶然にも皇太子一家を間近でお見送りすることができ、最後まで思い出に残る山旅になりました（ただし、バッテリー切れのため、最終日の写真、GPSログは残念ながらありません。）。

コメント

オノディ

長期縦走お疲れ様です！
これでもかという位，北アルプスてんこ盛りの大縦走でしたね。
２〜４日目は行動時間が長くて大変そう。でも３日目を空身にしての温泉ツアーはナイスアイデア。長期縦走で３日目に高天ヶ原温泉というのも理想的でいいですね。
槍ヶ岳〜南岳の稜線の展望がなかったのは残念でした。でもこれだけの日程でほぼ好天に恵まれたのは何よりでしたね。
大キレットの飛騨泣きを越えてからの北穂へ登りはキツいですよね。しかも涸沢岳も越えて穂高岳山荘へですから凄い体力です。
こんな縦走をしてみたいものです。

hanaabi

Re: 長期縦走お疲れ様です！
　白峰三山縦走お疲れさまでした。onody さんは今ごろどの辺だろうと考えながら歩いてました。

　今回はお酒を控えたにも拘らず、特に二日目までの荷物が重くて、黒部五郎小舎で泊まろうかと何度も思いましたが、太郎兵衛平から同じペースで歩いていたソロの方と励まし合いながら、三俣蓮華の分岐まで歩きました。
　そんなこともあり、三日目は荷物を置いて高天ヶ原温泉に決めました(とても遠い日帰り入浴でしたが…)。
　四日目の稜線歩きは眺望がなく残念でしたが、南岳まで歩いたおかげで、翌日からの岩稜歩きが随分楽になりました。

　暫くは軽めの山歩きを楽しみたいと思っているので、またご一緒しましょう。