日記中でアラインゲンガー氏が町田有恒氏についてのコメントをしていたので、イの一番に読む。
P.70を開くや、その左頁の地図に思わず「がぶり寄られて」フラフラと会計へ。
岳人誌の影響か、山渓も広告を間引いて随分とスリムになった。
以前の和田さん掲載号や大西良治君掲載号は古本で探したはずなので、思えば山渓を正規購入するのは初めての事かも知れない。
病院に着けど母は眠ったままなので、自然に目を開けるまでは、と一気読みしてしまう。
昨日、岳人誌一気読みしたばかりだというのに。
改めてP.71開けば、これはこれは、、、、、。20万図ではなく、50万図だぁよ、コレ。赤線が網を成している。
この写真、この地図を見て何も感じない人とは多分、話すことはないと思う。
P.72には地下足袋の大写しがあって、又しても声を上げる(大袈裟に)。私の愛用する地下足袋と同じ、3枚コハゼのもので、裏底や使い込んだその布の崩壊具合も私のとソックリだ。
「カッパは上だけ」なのも同じ、ヘッドランプ2個用意に至っては左下のペツル旧タイプも私の予備携行モノと同じだ。
P.71地図を西に「パン」してもらいたいところだが、10年程前の春に美濃周辺にも足を運んでいる筈で、岳人誌にそんな記録を出しておられた。
町田氏は慶応の御出身と記憶するが、この高貴な雰囲気漂う大学校は幾人かの泥臭系登山者を輩出しており氏などその筆頭だろう。
P.26の栗秋氏は九州工業大学山岳部出で、かの「七帝柔道記」登場の澤田征次も卒業の修猷館高校出身でもある。
(今読んでいる増田俊也氏の出世作「シャトゥーン ヒグマの森』の一登場人物にも修猷館高校出身の設定がある。恵迪寮で最初に同部屋になった医進の亀田も修猷館だった。)
特集に「単独行60の知恵」とあり、大西良治氏の記事が筆頭にある。
アンケートに寄れば本記事の「単独行」の定義は、金華山でも一人で登れば「単独行経験者」となるように、それこそ”ピンキリ”の智恵60種で、果ては山珈琲アドバイザーなる智恵まで開陳されているのを見るにつけ、山の裾野も随分と拡がっていることを知る。「公園外単独行」特集とすれば、単なる”コアな”記事になってしまうのだから、致し方無しだろう。
18;携帯電話はキャリア2社持ちで電波も万全?
28;現在地確認、最終手段はスマホ&GPS
に至っては何だかな〜の知恵の羅列だが、流石の「薮岩魂」打田氏は言ってくれています。
3;「極論を言えば、単独行に向いていない人は登山に向いていないと思うんです。」
単に行為に限らず、文化的側面にも当てている言葉に思う。
山野井泰史氏の頃から勿論「ソロ」という言葉はあったが、大西氏の活躍と共にこの言葉が目立って使われ一人歩きし出した気もして「公園」内での単独縦走をソロソロ言うのは面映ゆいのでそろそろ止めにした方が良いのでは。
すべてを読み切ってはいないが、他に印象に残った点は、
P.171;アダム・オンドラのドーンウォール、フリー第二登!
P.186;変わらずに でこでこてっぺん でこでこで
P.20;ジミー陳は若かった!
あ、紹介雑誌を買えではなかった!
件のP.172「今月の一冊」を拝読する。『熟成30年!』
「同じ時期に刊行された必然」という切り口で語られる現代登山者気風を理解すると、上記「今風の登山者」「今風の山雑誌」が志向する気質も見えてくる。
しかし、「公園」然り「師匠の外注」然りyoneyama語は面白いです。
岳人誌連載時(されど出版「山と渓谷社」)にも読んで思ったことが、カモシカスポーツで客と接した澤田さんが書きたかったのも正にその点に尽きると思う。
yoneyamaさんもソコでしたか、連載を読んで一番強烈に印象に残っていたのが私も熊スプレーの頁でした。あの「青年倶楽部」で起こった事件のはずです。
macchan90さん、こんばんは
はじめまして、というべきですが、Y氏の隣にいる人は、なぜか個性的で魅力的な方達ばかりで、他人の感じがしないのが不思議です。網目地図、やはりそれですよね、いつかご一緒出来たら、嬉しいです
araigenga様
アラゲンさまと呼んで宜しいでしょうか?y氏との熱血下降記拝読後、荒玄さんがどのような方なのか色々と想像したことがありました。
件の地図は、見れば見る程に興味を惹きます。何せ50万図なので、近郊山行程度だと点にしか表現されないようで、よ〜く見詰めると、富士山の裾にポチポチと形跡が在ったり、おっ御嶽〜乗鞍〜焼岳もちゃんと繋いである、だとか、栃木の小山駅からのその北上跡は何ぞね?だとか、利島、新島行ってるなだとか、むやみに晩酌が思わず進んでしまいます。
いつか風変わりな山行で御一緒できたら幸いです。
地下足袋があれだけデカくカラーで山渓に載ったのは初めて見ましたね。僕もスペアはペツルの一番はじめにでたLED です。あれは衝撃だったから、みんな捨てられないんだよ。もうゴムノビノビ、接触イマイチだけどね。
スプレー事件は探検部ならではの探検談ですね。山岳部にはできません!
我々の様に件の地下足袋に色めき立った読者が全国に20人位は居ると思うと心温かくなります。
yoneyamaさんもこの型のラテルネ持ってますか!私のもゴムゴムです。プラスチックがひび割れるのは仕様がないのでしょう、でも接触はバッチリよ。
そう、私は両部に在籍したことがあるので判りますが、品位の違いは明らかにあり〼。
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