「気品溢れる映画女優 新珠三千代特集」で岡本喜八初監督作品「結婚のすべて(1958)」だったが、コメディ映画とあってコメントに困る。雪村いづみが主役を張る時代があったことを記憶する映画、とはいえよう。雪村の姉役で、大学教授(上原謙)の古風な妻を演じるのが新珠三千代だった。前作「惜春」の9年前の作品であり、比して顔の落ち着き未だしで、観ていてソワソワしてしまった。それでも充分に、、、、、美しい。世代違えど、実際にお会いしたかった女性のお一人である。
備忘として、先々週には「絶唱(1966)」を観たことを書いておく。映画「絶唱」には三作があり、今回の上映作は二作目に当たる。一作目(1958)は以前観て感想を書いている。↓
https://www.yamareco.com/modules/diary/1946-detail-154707
尚、第三作(1975)カップルには三浦友和と山口百恵があたる。観たいような、観たくないような。
本作(1966)は舟木一夫と和泉雅子コンビで”美しくも悲しい物語”。和泉雅子が後に極地を目指す冒険家になると想像して観ると楽しみが増す。観ていて、和泉が満島ひかりと被って仕様がなかった。また、父役の花澤徳衛はいつ見ても長友佑都にしか見えない。
ロイヤルさん、次はいつか若尾文子特集をお願いします。
昨日の大相撲14日目の、尊富士に降りかかった厄災には、見ていた私が気落ちしてしまったほどだった。負けた上に負傷後の車椅子、救急車搬送! 【ソレと連動してか?前日買い逃した中古のロードバイク(5,500円)は果たして売れていた!】
がっ、今日の千秋楽に右足首の怪我(靱帯が伸びていた!)をおして捥ぎ取った自力優勝に、ラジオ観戦ながら思わず涙ぐんでしまった。昨晩には出場を一旦は諦めたというが。110年振りの快挙、おめでとうタケル富士関。千秋楽では負けたものの大の里、伯桜鵬、そして若隆景と、大相撲も若手の台頭が如何にも頼もしい(上位陣が不甲斐なくもある)。来場所も楽しみに待ちたい。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する