![]() |
![]() |
![]() |
こんなに集中して料理するのは果たして何時以来の事だらうか? 2011年秋季に育休取って料理していた時期も確かにあったが、おさんどんに留まらず家事育児全般を取り仕切るとなると、料理への傾斜はそう強いものではなかった。
折角の機会だ、好みの環境で好ましい料理を拵えたい。
材料から取り揃えた。イエローとグリーンのスプリット・ピーに始まり、レンティル、ひよこ豆、ロールド・オート、ターメリックにクミン、カレーパウダー。ご飯は白けりゃ文句ない。いや、白い飯はイケないんだったっけ?
道具は俎板に始まり、zylissのガーリックプレスを買い直し、手回しzylissのグレイダー、スパイスミル、そしてバーミックスを家から持って来て、ビタクラフトのフライパンも大(27cm)を買い直した。
ビタクラフトのフライパンは実はこれで4枚目で、小さな一枚は実家に宛がい、一枚は石崎にくれてやって、ウチでは24.5cmのを使っている。値段は高いがパフォーマンスに優れ、実に使いでのあるフライパンである。元なぞすぐに取れる。無水調理の能力が特に優れている。
料理は「丸元淑生」本頼みのものである。
マルモトヨシオを教えてくれたのはパイセンのyoneyama氏で、氏は山岳部時代には野菜の事を「草」と呼ぶような”如何にも”な人物だったが(その点、石崎と同類)生来の凝り性から料理にも手を染め始め、当初マルモトと魚柄仁之助の二本立てで料理を組み立てていたと記憶するが後にウオツカの流れへ【要出典】。教わった二者択一から、肩書きに翻弄されやすい私はマルモトの流れへ。
マルモト料理のエライ所は、基本的な材量と道具をあらかじめ取り揃えておきさえすれば、シンプルかつウマい料理が短時間にザザザッと出来上がってしまう点にある。用意する材料の種類も少なく、オマケに小さじ2杯だのの面倒な記載は少なく「適量」が多くて、それでも私のようなガサツ者でもそれなりのものが出来上がる不思議さよ。
この時期には、近所のウッちゃん家のオバサンが採れたて野菜をドカドカと持って来てくれるのが実に有難い。中々返礼を受け入れない高貴なオバチャンだったが、石斛持ちの家だけに羽蝶蘭は嬉しそうに受け取ってくれた。次にはスズカケソウを差し上げよう。
飲みながらする料理は特に楽しい。音楽を聴きながら。
新鮮野菜の為に、無水調理の蒸し野菜や野菜切って塩して酢を振り掛ける程度のものが一一美味い。あとは、スプリット・ピーをベースにした野菜スープに魚でも放り込んだら一丁出来上がり。
これまたyone氏に教わった「段重」(三代目)の4段すべてを満たして、帰宅の途に着く。満足。
あっ、鰹節削りを忘れてた!
この季節は野菜がうまいから、塩と酢と醤油があればいい料理ができますわね。ただいま旅行中で、せっかくの季節を外食続きです。
段重は、自由に盛って食べるパーティー形式だと良いのですが、毎食パーティー式取り放題にしていると食い過ぎてしまうので、最近は小盛り分け仕切り皿にちょっとずつ盛り分けて食卓に出しています。世に言う作り置き「つくおき」式ですかね。一人暮らしで何やってんだか。
ご飯を鍋で炊きながら、その上空で同時に蒸し野菜を作れる、深さ5センチ、直径19センチの浅い金ザル、豊橋の厨房道具金物店で取り寄せ注文をしました。カミさんのところに置いてきてしまったが、作り置きシフトにはやはり欠かせないです。ネット通販より、金物屋に取り寄せてもらった方が絶対面白いです。
焼き魚は、無水鍋で焼いてます。レンジの魚焼きグリル使うと、掃除が不可能なのですが、これなら魚から出た脂の一滴まで、飯にかけて食えるもんね。
確かに段重盛りは食べ過ぎ傾向ありますね。昨晩も、いちょう芋擂って置いておいたら二人にペロッと食べられてしまった。
蒸し野菜は、これまで米にじか乗せ方式を採ってきたのですがコメがいたみ易く、この時期の弁当には向きませんね。
私も魚焼のグリル使用は掃除がハードルになるのでビタクラフトの無水鍋焼きです。
スンマセン、塩井社ショックで気の効いたことが書けない。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する