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調べれば、日本男性の育休取得率は2%程度だそうで、2週間未満がその6割とあり大半が1ヶ月未満とある。
月に20日以上育休を取得すると、雇用保険から「育児休業給付金」が支給される制度があるのを知り、理解ある社長夫人に丁寧に説明し、社長にも了解頂いた。
私のような男は極めて稀な事例のようで、その「育児休業給付金」の給付者割合から育休取得率を算出し直すとわずか0.38%、男性で20日以上の育休を取得した人は、1000人に4人もいないのが実情だとのこと。
後に友人にそんな話をすれば「あのなぁmacchan90、2ヶ月育休って世間一般には『アンタはもう明日から会社来んでもええぞ』って意味に取るもんやぞ」と言われる始末。えっ、そうなん?
まあ、当時は自分の仕事が会社の伐採搬出量に貢献している自負はあったのでそういう考えは持たなかった。オマケに会社は会社で以後、育児休暇を与えた実績のある優良事業体であることを売りにして社員募集を掛けているところを見るに互いに悪い話ではなかったのだと考えている。
なお、当初はひと月程度の予定だったのが、給付金期間の"括り"の関係で一ヶ月更に延長した経緯がある。
家庭の実情からすれば、1、2年位取ってもいいんじゃないの、と考える私はオカシイ? だって妻、大変ヨ!
過酷な毎日の後に訪れた、平穏すぎる日々。
育休中は色々とあってホント楽しかった。3人目にして初の自宅出産や、それに際しての「こうのとり助産院」のオバちゃん群との遣り取り、またオサンドンは嫌いではないのでかなり前向きにこなせたと思っている。
この時偶然に剣沢繋がりで、今を時めくあの大西君とのメールのやり取りがあったのも懐かしい。丁度、一度目の登攀に納得ゆかず再度挑戦し直すというタイミングで、あれやこれやの往復書簡(メール)があった。うわっという内輪話もあったが、ここでは敢えてそれを書かない。
それら登攀が後の彼の活躍の序章でしかなかったことを思うと、やはり彼は不出生の遡行者と言えよう。あの外道クライマー君といい、愛知県人(特に尾張地方)には変わり者が多い。
その時の娘も今や4歳で10/8にまた誕生日を迎える。
私同様に、左程意味のない事をペラリペラリコ喋るが、幼稚園では僅かながら場面緘黙症のケもある不思議ちゃんである。
育休、男たるもの取れるもんなら取っとくべし。
日本男性の育休取得率は2%になったんだ。大したもんだ。0.01%程度だった時の政府が、2%を数値目標としていろいろ制度を整えたのだが、実現不可能だなんだと云われていたのを覚えている。
まぁしかし、日本が豊かになったというなら、赤んぼ生まれた夫婦が半年くらい仕事しないでのんびりできる社会になっていいよね。
そういや現場仕事から事務員に異動して4年と3か月ってのは、その辺が区切りになるのか。そりゃ乳飲み子いるうちは死なすわけにもいかんちゅう配慮じゃな。あと5年もしたら現場復帰できんじゃね?
政府の建前と、実社会の日本的因習由来の齟齬?いや矛盾が表われた数字なんだろね。
休みたい気持ちはあるけど、それが許されない。
その皺寄せを、産んだ当の女性が被っているなら割損やなぁ。
出産は、家族にとってのスペシャルイベントなんだからもっと配慮有っていいと思う。
現場から事務への移動は単なる流れで、ウチの社長にそこまでの配慮は無いよ。
現場復帰よりも、むしろ起業を考えたい。
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