というより、誰よりも愛する町であるといっていい。
あんなにも水と身近に関わり暮らす心地良い町も世界に無いのでは、位に贔屓にしている。
ももこ氏は、好きが高じて「GJ8マン」というキャラクターまで拵えたと新聞にあった。
↓オフィシャルサイトがあるんだって
http://gj8man.com/
この町を訪れたのは、小学高学年の頃に今や不動産業で財成すGの親父さんに連れて行ってもらったのが初めてだったと記憶するから早や34,5年前の事になる。私が今のウチの坊主の年の頃のことだ。
中学を卒業して高校に上がる前には、個人的セレモニーとして今は無き美濃町線の美濃駅まで電車で行き、そこから50kmそこそこを国道の裏道で長良川に沿ってポクポクトコトコ歩いて郡上八幡まで歩いたこともある。翌朝の凄い筋肉痛にビックラコイタのも懐かしい。国土地理院の地図を入手したのもこれが初めてだった。今は無き自由書房本店まで買いに出掛けて入手した地図片手に歩いた。我流の折り方で収めたその証拠地図が未だに手元にある。
高校生時分には夏休みとなれば美濃町線と越美ナンセン、いや越美南線乗り継いで、この町が最も活き活きとする期間を体感しに出掛けたものだった。
あ、ここいら辺の事は以前にも書いてた。繰り言めいて年よりは厭だ厭だ。
http://www.yamareco.com/modules/diary/1946-detail-120056
今はもう止めたと思うが、当時はこの郡上八幡の町はずれに流れ込む「犬啼谷【いんなきだに(いなきだに?)】」の水をサントリーが採水しボトルに詰めて販売していたとの情報を得た。思えば今のミネラルウォーターの走りだった(あのころは紙媒体しかなかったので図書館に出掛けて調べたりしたものだったが、ミネラルウォーターの値段って、水道水の3000倍だの5000倍だのするそうだ。京都では需要がありそうだったので、卒業後にmacchan88が洞戸もしくは円原辺りで起業すれば良かったのかもね)。
で、そんな興味も手伝いその犬啼谷へ国土地理院の地図片手に出掛けたことがある。郡上の町中からも見上げることのできる「稚児山(817.8m)」西面を流下する単なる小谷なのだが、沢登りの「さ」の字も知らない当時としては(真東に向いた午前の谷故に明るい印象を記憶しているのだが)オドロオドロシイ想像しかできなかった。
その谷を遡っている最中に、上流からまあるくて大きな岩玉(ディキスの石球)がゴロンゴロンと下ってきて、上流目指す私を押し潰そうとするようなイメージが湧いてしまって、それ以降上流へ足を向けることができなかった。
夢か? ギャートルズか?
私の個人的な沢登り未遂の懐かしい記憶だ。
あっ、今度その宿願を果たしてみよう。
そんなことも、修練を積んでできるようになったのだ、今となっては。
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