![]() |
![]() |
![]() |
結婚して妻の両親家族と付き合いが始まり、他所の地域の年越文化の違いを知った。
その両親の御金の稼ぎ方使い方が、我が両親の「少ない稼ぎの中でチマチマ遣り繰りする」とは正反対で、
「年越に使うべき必要枠があって、それに見合った枠以上にドーンとこれから一年稼ごうや」という大らかさの中で、ケチケチしない年始は清々しい。
一般の会社員と、脱サラして起業した気合の違いと思うが、何にしても気持ちは良い。
そんな満たされた年越時に敢えてやってみたかったソレを昨年末実践した。勿論ソレは家でも出るのですが。
壬生藩の城下町、また日光西街道の宿場町であった壬生町の駅前通りに、気になる店構えの蕎麦屋があって前を通る度毎入ってみたかった。
私は性格上、見知らぬ店に飛び込んで飲み食いすることに大きなハードルを感じる質で、外食時には決まった店にしか入らないし、増してや外飲みなど以ての外で、したこともない。
日本語での会話もままならない、況や外国語をや。
それをおいても、日本よりかはまだ海外での方が初入店のストレスは低い。
貧乏旅行中、飯を食わねば夜も明けぬ日も暮れぬ、拙い英語やスペイン語、中国語ネパール語にペルシャ語グルジア語でレストランや町の定食屋に飛び込んで「エルメヌー、ポルファボール」何てよくもやっていたもんだ、全く。
そんな気概の下、下の娘連れて入ってみたのが件の蕎麦屋、大晦日31日というのに客は我々の他居らず。
岩間宗達ならばここで何を頼もうか。鴨南蛮は無かった。
注文の品を待つ間に、もう一組親子が入店してざるそばと親子丼を所望した。
天ぷらそばを娘と二人分け合って食べた。
好ましい年末になった。
良い年越し蕎麦になった。
来年はビールも頼んでみよう。
これにて今年PCを触る機会が最後となり、駄文納めと相成った。
皆様も、蕎麦食べて良い年をお迎え下さい。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する