2時過ぎの入店で客は居らず私一人だったが、汗かいて食べてるうちに続々5組の客がご来店〜。
この来店者の入りの感じは俺ビリケン? というよりかはボーリングのピンなんですが。
そもそもチーズ掛けカレーを注文のつもりで訪店したが、エルメヌーポルファボールでメニュー見れば、ぬ、ぬぁんとスープカレーが2月末までの限定で有る! 前回訪店時に置いてあったアンケートカードに熱いリクエストメッセージを残したのが奏功した模様。創業者の宗次徳二氏が読んで即時反映させたものと想像する。
無論コレを注文し、出てきたスープカレーのお味は、、、、、、普通〜、以上。これで8ドル!(2017.1.7現在117.013808円のレートで)。
入店してきたソロイストは「ほうれん草カレー」を注文するので「ほぅ、ザグカレーが有ったかや。」とメヌーを見れば何の事はない、うでた(茹でた)ほうれん草の放り込まれたポークカレーに過ぎなかった、、、、ガクリ。
流石は名古屋メシの本拠地から成りあがった店だけのことはある。オリジンに目もくれぬ、その姿勢は却って尊く、見習うべき知見があるやも知れない。
それをおしてもスープカレーをメヌーに乗せるならば、札幌まで行かずともうちっと他店を研究した方が良いと私は思います。
スープカレー、そもそも札幌発祥のものとされるも、ソトアヤムというインドネシア料理の改良品というのが一般的な認識の様だ。
私の住んだ頃にもあるには有ったようだが、近所の拉麺有名店「五丈原」に行く位で札幌飯には充分満足していた。当時は食に欲は出しておらず、また金も無くむしろブーム前の芋焼酎で同居人の石崎の野郎と二人盛り上がっていた。今やプレミアムの付く「佐藤」だの「魔王」だの「八幡」だのの空瓶がゴロンゴロン転がっていたのも懐かすい。1999年当時は通販でどれも2000円程度で入手できたものだった。
私が札幌を去った直後から俄かに「札幌スープカレー」ブームが全国規模で勃興し、情報に疎い私の耳にもその噂は届いたものだった。
時ほぼ同じくして札幌の地を去った当時の家内は本家「マジックスパイス」に入れ込んだ時期が有った模様で、片足突っ込んでた位の言い方はしても良かろう。結婚の後、名古屋店に一緒に食べに行ったこともあったが大喧嘩後とあってか、食べて涙を流した記憶あり。涅槃?
先に登場の石崎が、2004年の我々の結婚式の何故か翌日に美濃の拙宅にフラリ現れ、お祝いと称し自作のスープカレーを拵えて供してくれたことがあった。何でも石崎の野郎もこの札幌スープカレーの美味しさにはゐたく感心し、さりとて毎度毎度1000円以上もの出費はカナワン、と彼奴めは暇にあかせて自作し始めて、遂にはその研究成果のレシピ集まで拵える念の入れ様だった。その際食べた「ねずろう珈竰」は世辞抜きで美味しく、以降のスープカレーの基準となった。そして未だこれを越える味には残念乍ら出会えていない。
その返礼にと手渡した我ら魔法の調理器具「ビタクラフト鍋」を活用し、そのスープ"ねずろう"カレー技は更なるアウフヘーベンをみせたとかみせなかったとか。
後に送付くれたレシピ集は未だ手元にある。今後脱サラしてスープカレー事業を興そうとする向きに、その紙面にあった大ヒントを一つ勝手に教えてしまおう。そ、それは、
『フェネグリーク』は必須!
研究と言えば、我々客は外食に今何を求めているかと考えますと、美味しさお得さ加減もありましょうが、『自分一人では拵える手間の掛かる一一やってらんない工程を、多くの客を一手に捌く外食産業に一任したい』という思いがある。
揚げ手間、調合手間、粉砕手間、そして少量では入手難食材のコストを考えた上での入手手間等々、個人を越えた領域部分を是非に担って欲しいのよ、外食に。
ザグカレー然り(茹で粉砕手間)、スープカレー然り(調合手間)、カツ丼然り(衣行程多さ煩雑さ、片付を含めた揚げ手間)。
あ、外食産業といえばアフガンの有名破壊さる遺跡のある地と同名の店「Bぁ」が「油淋鶏」の幟を挙げていていよいよ時代もここまで来たかよと感慨深く思って入店し食してみたが、大いに改良の余地あり!!!! こちらも8ドル取ってあれでは、、、、ガクリ。
プロを自認したくばこちらは前田侑子の料理ノート「中国菜」を読んで勉強すべし。
こちらは元旦夕刻の事だった。
以上、ストレスがついつい外食へと向かう話でした。普段はこんなに外食しません。
このカレー屋は最近中部地方だけではありませんよ。東京出張ではいつも門前仲町のホテルに泊まりますが、もっぱらこの店で晩飯です。中国台湾アメリカにもあるらしい。国際的なのです。
照洋丸に乗っていた時、日曜日はいつもカレーだったと思いますが、これは海軍の伝統が残っているからです。(少なくとも官庁の船では)
我が家も今日あたり、カレーかも知れない。そうなると二日続けてカレー三昧となる。今晩→ 翌朝→ 翌晩(カレーうどん)。
ドコイチ(仮称)がそれ程までにワールドワイドだったとは知りませんでした。きっと創業者の威光故と思われます。
照洋○の日曜カレーは確かそうだった気もしますが、そうでなかった気もします。当時は私の中でカレー熱が左程の事がなかったもので。
私は毎食カレーでも大丈夫な質なので、ご家庭のそれはそれで裏山しいです。カレーうどんは特に。
今から仕事で山へ出掛けてきまっす。
石崎の野郎、日本徒歩旅行中でうちに寄った時もカレー作っていきましたよ。その時買ったフェンネル、まだあります。もう骨董品。
今度会った時に是非クダサイ。
札幌のうちの近所にもあるよ。元旦、出先から帰宅する際に、「帰宅してから昼飯の用意をしたくない。」などと云うものだから、両親を連れて行った。もう年寄りだから幾らも食べれないので、トッピングなしの小盛り(?)のカレーを食べていたが、結構気に入った様子だった。自分はホウレン草をトッピングしたカレーを食べたが、存外うまかった(笑)。
ところで、よく驚かれるのだが小生、未だにスープーカレーを食したことがない。そんなにうまいの?
ほう、御両親への労わりにドコイチを活用されたと。サッポロにもある?
スープカレーは是非一度。ただし「思い入れ」のスパイスを振掛けないとタダのお高い辛汁加齢になりかねませぬので用心アレ。私の背後に居る部下は、Picante【ピカンティ】を推しておりました。無論、マジスパでもオーライです。
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