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雪遊び、「雪かき氷」にオサンドン、家もまあ片付いた。
母は院内で発熱し、レスパイトケアでの入院を一日延ばした。まあ、外は雪なので。
今日は今日とて鳥インフルエンザの余波で、明日の森林整備関連事業のヒアリングまで延期される事態となり「あんれまぁ」である。
26年前の1991年当時の私は、札幌市から招集かかった成人式式典には目もくれず、帯広畜産大の学寮を起点に厳冬期日高山脈の十勝幌尻岳にアタックをかけていた。引率頂いたお二人も今や社長に大学准教授であらせられるよ。
出勤時の今朝は、少々の緊張感を持って出社した。
何せ路面はツルツルだ。横から入れてあげた、私より明らかに運動神経、反射神経の劣りそうなオバちゃんの車が、結構なスピードを出して運転しており、果たして向かった先は県立ガタガタ高校(仮称)だった。見送りだったのね。
その注視する路面から見上げれば、通称「武芸冨士」始めとする近郊の山々は低山とは思えない程の白無垢の装いで気品ある姿を見せており思わずシャッターを運転し長良バシャリバシャリと切ってしまう。勿論、デジカメで、ですが。
これを見て、ふと思い出した。
北海道は小樽の「赤岩」に、クライミング演習に出掛けて休憩時に見上げた海の向こうにモクモク浮かぶ白雲が、大陸に屹立するその高山に思えたことが幾度もあって、ザイルを結んだ仲間と岩塔上でそんな話をよくしたものだった。「赤岩」、素晴らしいクライミングエリアだった。ヤマレコ登録者で北海道小樽に行かれた方には刺身喰いついでに、強力お勧めします。
なお私は、北海道からその様に眺められるという国後島の爺爺岳(チャチャヌプリ)を目にしたことが無い。山岳部員だったというのに。
そんな雪の夜の寝しなに開いた宮岩恵子著「思春期をめぐる冒険-心理療法と村上春樹の世界-」のはじめに、村上文の引用がこうあった。
『小説を書くというのは、・・・・・多くの部分で自己治療的な行為であると僕は思います。「何かのメッセージがあってそれを小説に書く」という方もおられるかもしれないけれど、少なくとも僕の場合はそうではない。僕はむしろ、自分の中にどのようなメッセージがあるのかを探し出すために小説を書いているような気がします。』
小雪、いや小説ではないけれど私がこうしてヤマレコの場をお借りして日記を書き付ける理由も同様にこの点にある。
上記のような記憶として甦った私の中のそのメッセージが、果たして自分にとりどういった意味が有ったのかを将来に向けて検証してゆきたい思いあって「取り敢えず」書付けておく作業だと思っている。
こうして一年と8ヶ月程書いてきて、泡と泡とが惹き付け合って一つに関連付くように、別個のものと思い続けていた物事が、実は見方を変えれば同一線上にあった、という気付きも多くあった。これぞ書くことの効用と感じた。
机の引き出しに鍵して置く個人的日記ではなく、世間に開いて積極的ストレスの下で何が出てくるのかを日々探っている感じが時に苦しく、また正直楽しくもある。そしてそんな駄文にコメント下さる方達に、感謝する次第だ。
そういえば先週、石氏がご自身のブログで「笠原メイ」の事を書いてみえたが、こんな偶然もまた楽しく思える。
今朝macchan日記にいちゃもん付けたばっかりなのに、夜またアップだ。追っかけも楽ではない。
「武芸富士」?どれだろうか。汾陽寺なのか権現山?あるいはおもちゃ城の古城山。相戸は武芸ではないか。まるっと判らん。
おはようございます。
「武芸富士」はそう、汾陽寺の隣の権現山です。南〜南西方面から見ると植林された富士型に見えるので一度そんな目で見てやっておくんなまし。相戸岳は意外に掴みどころのない山容ですね。
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