楽しみに待った新生FC岐阜の開幕戦は、母の逝去日とズバリ重なって足を運べなかった。それはまあ、いい。
昨晩の焚火酒残る満月の今日3/12は、昨年既の所でJ1昇格を逃した松本山雅FCをホームに迎えての第三節、相手はアウェイながら応援が凄い迫力だった!
結果、新生なったFC岐阜は残念乍0-1で惜敗したものの、あの名古屋グランパスにあやうく勝ち損ね引き分けたのも頷ける試合内容だった。自陣右サイドで与えてしまったファールからのフリーキックによる失点が致命傷になってしまったものの、ラモス監督時代に聞いた「パスサッカー」が皮肉なことにラモ氏居なくなった今まさに実現されていた!
守備堅さとワンチャンスをものにした松本を褒めるべきで、失点の少ないチームとして今年も上位に食い込むことだろう。
昨年までのようなブラジル人得点者という華がない今年のFC岐阜だが、それを帳消しにするような見て楽しいパスサッカーが実現されており、今日の試合でもボール占有は岐阜が六割五分程の高さだった。
昨年までのチームがちょっとヒドスギタ。カウンターでレオミネイロにお任せ〜、しか手の無いチームだったのだから。
翻って今年はと言えば、負けたくせにこんなにも胸躍るサッカーが観られることを大いに歓迎したい。正に昨年のレノファ山口のパスサッカーがこの岐阜に降りてきた!
観戦終わって、感激で鼻がツーンとしてしまった。
庄司選手よ、山口から岐阜に来てくれてありがとう。御礼に、沢登りしたくば私が骨折って板取川源流にでも連れて行ってあげよう。
2年前難波選手孤軍奮闘の際には、岐阜駅前の金の信長像の横に銀の難波像を立ててあげたいくらいの勢いだったが、今年のソレは庄司選手となりそうな気配で、ならば銅像でよかろうか?
それにしても昨年のレノファ山口のパスサッカーには感銘した。
井上雄彦描くところの「リアル」の野宮朋美が言う、高橋久信のように個人技に負わず「パス回した方が面白えぢゃねえか」は、人を介しその関わりを通してスポーツという土俵での展開の面白さを表現することがすなわち、世の人との関わりにも普遍的に通じてしまうところを言い当てているのだと思う。
それが今年のホームチームで観られるというのだから言うこと無い。
来週も行こう。横濱FCのカズも観に。ダンスはさせまい。
何と! 前夜に引き続き、今宵も火を焚いた。
24時間経っても流石の大火だっただけに火床が残っていた。
楽々着火で今日こそオレンジ掛かった満月を拝んだ。
フライドポテト揚げて、塩振ってビールで流し込んだ。
穏やかで、好ましい週末だった。
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