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FC岐阜が対するは現在下位に沈むロアッソ熊本である。
仕事から帰宅し、坊主と一緒に夕刻出掛けた。
よもや負けまい、ホームでの勝ち試合を観る頭での観戦だった。くまモンにゃ悪いが、泣いて貰います。
ただ当日は私自身、朝から生活リズムが狂っていたのが気掛かりではあった。
発売なった岳人誌「秘境特集」を読んだのが奏功したのか11時就寝となり、3時半に目覚めてから寝付けず6時出社、最近の牛丼屋は早朝営業を取り止めがちな傾向で我が意に反して高富店も未だやっておらず、カップラーメンの朝食がまずもってイケなかった。
蛭に食われてキヨッさとのエネルギッシュ現場写真撮影を終え帰社し、弁当もなく飯を炊くズクもなく食べたのがインスタントカップ焼きそばで。
夕刻帰宅して試合観戦まで間が持たぬと食べたのがまたしてもインラン(大学隣のワンゲル部用語)、つまり即席麺「裸王」いや「ラ王」醤油味だった。
かくなる上に、息子が摂っていないこともあって会場近くで食べたるが「カレーハウスどこいち」のフィッシュフライカレー。ゲフッ。
お陰で一日渋り腹状腹痛に悩まされた。
スキップ＆ダッシュで会場へ向かう坊主を見送り、後半開始まで未読了だった岳人誌を読み切って本日何度目かの便所に竦んでからハーフタイムチケット500円で入場した。見送りの際、茜雲にカメラを向けるやけたたましいサイレンと共に消防車がフレームに入ってきたことからも予見されるものがあったと今なら言えよう。
ハーフタイムで人が動く広い会場だが、黄色いモンベル服の坊はすぐに見つかって隣の芝生に腰掛ける。
えっ、1-0で負けている？
ボールの支配率は相変わらず高い。前節徳島戦を思えば試合自体も支配できている（岐阜出身で鹿島から移籍の162cm杉本太郎が活躍していた）。
尚その対徳島戦は、相当押された苦しい中で「危うく勝ちかけた」負けていても何ら文句の言えない試合内容といえ、試合終了間際に同点にされてしまってなお勝ち点一を得たのが今年の岐阜の強さとも、また弱さとも言えた。
後半、前節も得点している永島の個人技ゴールで追いついて大木監督も同様に思ったことだらう「逆転できる」と。
流れは確かにこちらに来ていた。
パスミスからだったと思うが、数少ないチャンスを与えてしまった挙句、グスタボではなくマッキー巻誠一郎にゴールされて、隣の黄色い坊主は芝生に倒れた。
終了間際に決定的チャンスが数度あったものの、運もなかった（古橋、胸トラップは最高の出来だった）。
これにて熊本は4連敗が止まった。
平日に遠路遥々応援にとやって来た熊本サポーターも大いに報われただろうしまた、くまモンもきっと肩を震わせ涙していたことだろう。
勢い、阿蘇の塩井社湧水も復活すると良い。
岐阜についてはチームスタッツ1位のパスは良い、拠って支配率も高い。しかし息子に指摘されるまでもなく攻め手に選択肢と精細がない。
研究されていることもあってディフェンスの手堅いチームに対し、崩せない。
こんなこたぁ、素人の私に指摘されるまでもなく監督や庄司、シシーニョが、ツブラジイに萌える金華山を見上げ長良川を眺めて考え策を練るはずだ。
今朝の岐阜新聞見出しは「FC岐阜、不覚」だった。
不覚を取った。不覚取ったり、FC岐阜。
時節はまたもホームゲームで、対するは長崎。
13節では千葉の清武弟にハットトリックも決められボロボロの5-0で負けて意気消沈しているかと思いきや、同節で名古屋に3-1で勝利している大分をやはり強いと思っていた所にその大分に対して昨日2-1でまさかの逆転勝利しているチーム長崎。
「時節も負けたら今年はもう観に行くのやめておこうかな」息子がボソリ。
自分が観に行くと勝てないのだ、と小さな責任を感じているようだ。
頼むぜ、FC岐阜。
最後の３行は何とかして、チーム関係者に読ませたいものだ。
頼むぜmacchan.
マースケ様
大木監督あたりは既読と思われ、「子供たちに夢を」与えるべく改善されることと思います。
能郷白山のこの時期の雰囲気はいい感じでしたね。殊残雪の具合だとか。
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