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その丁度一週前を思い出しつつ、この初夏の週末を過ごした。
「年寄りの冷や水」？ 先週の白峰三山は些か負荷が高過ぎ未だダメージが残るようで、日曜は11時間も寝てしまったし、平日の測量中は充分な睡眠の後も眠くて仕方がなかった。咲き出したコアジサイの香りのせいだったかも知れない。
【土曜】起床時には「今頃歌宿を発って歩き出した頃だ」下刈り終えて戻る頃には「今時分は大樺沢の二俣でヘバッていた」とか。
白根御池小屋で北岳見上げてひとり酔っ払っていた一週後の今は、坊主と対山形の試合観戦会場で大勢の観客と共に大本のゴールに歓喜していた。
【日曜】娘とその友達の子守で畜産センターで牛やらヤギやら羊やら眺めた日曜午後には、間ノ岳の最後の登り返しを思い出したりした。
【月曜】来週の今時分は百か日法要を営んでいるはずと、カチコチンの雪渓を滑り降りつつ思っていたことを反芻しつつ、法要を控えて玄関掃除をしていた月曜朝のこと。
またそれらとは別に、一週後の同じ山に、同じ装備で、同じ行程で同じ時間に発ち同じ時間のバスに乗車し歌宿を発ち、同じような休憩で同じような飯を食い同じ酒を飲み、同じ行為をしてみたら私は一体何をどう感じるのか。また何がどう違って見えるのかを試みてみたい気もした。
前回よりは知見も増えて、楽にこなせる部分も出てこよう。
前回とはまた違った出会いがあるかもしれない。藤井フミヤとか石丸謙二郎とか小島聖とか。【小島聖、名前の「聖」は登山好きの父親が南アルプス・聖岳からとったという。意外にデカイよなぁ。】
別に釈由美子でも市毛氏でも小野寺昭でもB型子沢山の堀ちえみでもいいケド。
同じ行為をすることで強くなれる肉体ハート部分があるのではと想像する。
踏み込むのに二の足を踏むような領域を解明したい思いに駆られた際、その非日常を日常に手繰り寄せる手法として執拗に繰り返す、和田城志氏の黒部横断や志水哲也氏の黒部川支流踏査、鵬翔山岳会の剣沢大滝があったのだろう。大西君の称名川下ノ廊下も。
同列に、海ノ溝ゴルジュに夫婦で毎週通ったら「最強のゴルジュ夫婦」になれるかも、とも思う。豪雨後の毎日でも通う位でないと成れないか。
馬鹿らしい、そんな金と暇があるなら別の百名山に行くよ、と人は云うのか。
私にはそれも一興に思えるのだが。
杏氏に負けないよう、今度は秋に穂高でも行ってみようかな。
私の思い描く、私だけのルートから。
昨夕、日輪を見た。
今日、入梅の報道があることだろう。
画像�兇漏い旅惰兇任垢諭�今年初めに雪の林道を歩いていた時、50m眼下に轟音が聞こえました。不動明王が祀られている岩窟の祠付近からよく見えます。
今日午後仕事を休んでスクリーンの「サンマ・・・」を観に行きます。感想は後日。以上。
マースケ様
そうです、ウノミゾです。
仕事休むの合わせればよかったデスネ。
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