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先週の雨で川も多少は綺麗になったろうと、先日夕刻涼みに娘達を連れて出掛けた。
河原へと車で乗り入れるとアチャー、ゴミが産卵、いや散乱している。
いい大人がゴミを散らかすはずはないので子供の仕業である。しかし最近の子供はビールを飲むようで、小遣いの範囲でこんなにも多量に買えるとは何とも景気が良い。スーパードライロング缶だぜ。
娘らがメダカ採りに夢中になっている間、乾いた流木を集めて火を熾した。河原には杉葉もあったし炭も網もライターも落ちていたので楽々着火だった。私のために置いていってくれているのだらう。
大火にしてせっせとプラスチックごみを燃やしに掛かる。見える範囲だけでもかなり集まった。
スーパーの袋ごとドーンとゴミ、煙草の吸殻パッケージ、花火の外袋、肉パックのスチロール、おぼんこぼんから虫よけスプレーに至るまでプラプラプラ。
時代がここまで進んで後戻りできない経済構造が出来上がってしまった今となっては手遅れなのだろうが、もうプラスチックは要らないよ。ついでに言えば、コンビニもドラッグストアも供給過多だぁよ。
その恩恵を受けている人間が何を言うかと聞こえてきそうだが、進む方向だけは見定めたい。木を活用して欲しい。
先だって、私の職業を知っているガソリンスタンド店長さんに、割り箸に始まる木材活用の話を乞われてしたものの、思えば化石燃料を販売するこの方にすべき内容ではなかったと後に思った。
マイクロプラスチック問題も科学的検証は成されていないとあるけれど、とても良い方向に働くものとは考え憎い。
河原に捨てたプラゴミはやがて波の力と紫外線により微細粒子となって、巡り巡って人間の体内に必ず戻って来る。
別の話。
私がかつて住んだ美濃の奥の集落では、不要な食器類は割って川に流していたものだった。
陶製で、もともとが地球由来の素材故にインドのチャイ用"クリ"と同様「大地に戻る」という発想だ。離村した山でも捨てられた陶器の類はよく見掛ける。
となるとガラスは？ 衣類も木綿ならイイ、化繊はアカン？ 金属も錆びてやがて地に還る？ ゴムはタイヤは？ プラスチックも地球由来と言えなくないか？
別の話。
先だって鈴鹿への道すがらに、長良川下流域で広大な河畔林の整理伐後の現場を見掛けた(ここ最近よく見掛けるが、その手の交付金メニューでも活用してのことだろうか)。幹を持ち出した伐採の後片付けで、重機で纏めたそれら枝条や抜根が山と積まれているのを目にした。
空梅雨でこの気温だ、着火したらアッと言う間だろう。燃やしたらさぞや豪快な景色になるだろうにと想像した。
産廃扱いするよりは炎上期日を決めた自治体が専属で付いて、ついでに町から出た庭木の剪定枝条も集荷して(持ち込みでも良い)一気に燃やしたらいいのに。そこで芋でも焼くといい。下手に練ったイベントより余程楽しめると思うが如何だろう。
火を焚くとすぐに「火事は大丈夫か」と延焼にヤキモキする人がよくいるけれど、常識の範囲で燃え移るものもない、ましてやここはカリフォルニアでもない湿潤気候なので問題ない、と説明しても物事に絶対はない、と否定にかかる人も居て対処に困る。糸魚川の件もある、常識って何よ！ってね。水はすぐそばにある。
プラゴミ燃やすとダイオキシンが、という話もある。高温で燃やせば万事解決、という話でもない。
遅れてやって来た家内と息子が、インド人よろしく炊飯ジャーごと河原に持ってきて、火を囲んで中河畔、いや中華飯を腹一杯食べた。
幸せである。
が、我々は一体、何処に向かっているのだろう。
何故山に登るのか。そこに山があるから。
何故塵芥を捨てるのか。そこに川があるから、だろうか。
この橋は藍川橋だな。大きな焚火の跡があると思ったが、macchanの仕業だったのだ。チナミに私は雨の日、千鳥橋の下で火を熾すことがあります。コーヒー用だから、小さな火（ガスコンロではない）でこっそりやります。
山で焚火は欠かせないものだが、最近はおいそれと出来ないようだ。先日訪れた白神（ふもとのみ）では全面禁止で、スモーク監視員までいるそうです。窮屈そうだなと思いました。
以上。
マースケさん、固有名詞はシーッ。
私も今のところへ越す前は万鳥橋(仮称)に行っていましたが、休日ともなるとあすこは酷いBBQポイントになるので最近は行かないようにしています。マナーよろしからず。
今と違って高校時分は静かで、あの河原でよく学校サボって泳いだりボンヤリしたものです。
こちらは未だ田舎なので爺さん婆さんがボウボウと燃やす風景を見ますが何かと五月蝿い時代になりました。火くらい自由に焚かせて欲しいものです。
白神は無理でしょう、何せyoneyamaさん言うところバリバリの「公園」ですから。
我々は焚けるだけまだマシなのかもしれませんね。
焚火を見て元気になる人も大勢居るものと思います。
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