未遂

　好天が約束された本日火曜、思い立って蓼科山と霧ヶ峰の「王手飛車取り」に出向いた。共に沢からは登り難い山であるし、この半端な時期に当ててみたかった。
　前夜20時就寝で3時起床の予定が零時に目覚めてしまってまあいいかで1時半に出掛けたものの眠かった。外はギンギラギンの星空だった。
　茅野から大門街道北上したものの乾燥した雪が舞い出し、圧雪アイスバーンで敗退。ノーマルなので。
　スパイク地下足袋からスパイク長靴、冬用の靴まで用意していたものの肝心のタイヤチェーンの用意がなかった。
　諏訪湖西岸の渋滞に巻かれていた際に聞いたNHKラジオによれば、今年は降雪が早く岐阜では今朝初氷を観測したとのこと。
　先日の冬型で降った様子で、御嶽や恵那山などはその白さを増していた。どうやら一週遅かったようだ。
　
　折角来たことだ、家内にも進められていた諏訪大社に参った。
　上社前宮に参ってみると、ココにはかつて家族で参上した。江原啓之氏に言わせるところの「日本屈指のスピリチュアルサンクチュアリ」である。凡な私には、日の出のタイミングで感じは良かった、位か。水に恵まれた場所である。
　上社本宮、流石にこちらは雰囲気のある社だった。温泉の手水があって、冷えた手を二度温めた。手浴、ですな。
　異様なまでの老木二本と、朝日の採光が印象に残った。

　八ヶ岳や中アも白い。南アの高峰の同定をしながら南下する。
　中央道を取って返して456km走行、私は何をしているのだろう。炭酸ガスを発生だけさせ。
　眠い頭でアレコレ考えてしまった。