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主を無くした実家の片付けは、未だ続く。
この世代の傾向なのか、何でもないものすらを捨てられず取り置く性格が災いして、そのどうでもいいものを片付ける必要が生じる。
この世代の傾向なのか、何でもないものすらを捨てられず取り置く性格が幸いして、またまた出てきた同窓会誌。
以前も同窓会誌については書いた。
https://www.yamareco.com/modules/diary/1946-detail-121996
平成12年9月と在るので今から15年も前のものである。
我が校が輩出した唯一の有名人と言われている俳優の三浦浩一氏が便りを寄せている(「良き師、良き友」;剣道部での話)。
その右下横に加藤亜依という女性が寄せた「歌うように音楽する打楽器奏者」という作文に目が停まった。
うあっ、東京藝大卒?! 42期と在るので私とは在学中一年重なっている。
私の卒業した学校は一応進学校ではあったもののそのレベルは高いとはとても言えない高校で、国公立大学よりも近郊私大に特化した進学校と言えた。国公立大学への進学者も例年とても多いとは言えない数である。
そんな高校から、東京藝大進学者が居たとは大変な驚きである。それも私の歳近くで。岐阜で東京藝大目指すなら、まずは加納高校が真っ当なラインであるから。
東京藝大打楽器科といえば岐阜が輩出して誇るかの世界的ジャズドラマー森山威男の後輩に当たるではないか。
私は何故かように東京藝大に弱いのだろう? きっと好む日本近代洋画界に多数の要人を輩出したからだろう。表現者に格別の思いがあることも作用していよう。
その作文には「呼吸するように音楽したい」とある。
私なら差し詰め「呼吸するように登山したい」か。登れば嫌でも呼吸はするか。
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