今朝の岐阜市内では降雪を見た。
昨朝の家内の関心は唐突に「高賀六社」だったそうで、そんなページをスマホで開いて見ていたのに私が気付いたことが事の始まりだった。
昨日は郡上八幡南天まつりとあって、長女を子供会クリパーに見送って後に向かった次第。
今年は雪も早く、美並村に入って暫くして雪が見受けられるようになった。
やはり岐阜とはギアが2ランクは違う。ウーマンズデイの家内にはこの寒さが殊の外堪えた模様だ。
南天祭りとは言え、午後に入ると雪こそ降らぬが寒さ故に人出も途絶えて早々と店仕舞う老人たち。やはり寒さには郡上人も堪え難いとみえる。
やはり今年も南天玉は買えなかった、買わなかった。
閑話休題。
郡上八幡への行きしの車中、家内から発言あった「高賀六社」の話が唐突に出て、最近この話あったなぁ、で思い出したのが石氏共著の「岐阜県の山」の44、P.118だった。
以下、引用。
『江戸の中期にはこの六社を一日で早駆けする「六社めぐり」という修行が存在したと言われる。現在ではその経路も定かではないが、地図を眺め修験の道を想像してみるのも楽しい。もし六社と三山を繋ぐ山行が実現すれば、充実の山旅となるであろう。』
高賀六社三山駆け!
高賀六社とは高賀神社、本宮神社、新宮神社、星宮神社、金峰神社、瀧神社のことを言い、三山とは高賀山、瓢ヶ岳、今淵ヶ岳を指す。六社の内前四社が高賀山麓に、金峰神社が瓢ヶ岳南麓、瀧神社は今淵ヶ岳の西に座している。
個人的な話では、これら三山には沢登りで既に登頂はしており、六社の内高賀、星宮へは円空記念館ふるさと館訪問序で(失礼)に、瀧、金峰には美濃の蕨生居住時に訪問したことがあった。
これらを(古道を一切考慮に入れずに)一筆書すべくヤマレコで計画を立ててみたところ、沢登り技を駆使しても六乗越の41.58kmもある。金峰神社を起点終点で、
https://www.yamareco.com/modules/yr_plan/detail-483521.html
端折ってふくべの森起点金峰神社終点にすることにしても7.77kmのカットで33.81kmか。
標高差もある。各務原アルプス(15km)如きでハヒハヒしているようでは完遂も覚束ない。
三乗越した段で本宮についた時点で余力がどれほどあるのだろう、もう一息の高賀山に登り着きさえすれば後は惰性で完遂に持ち込めるのではなかろうかと楽観するのは甘〜い、か。いや、甘かろう。乗越取り付きで右往左往して時間を消耗するようでは完遂すらも覚束ないことだろう。
ここで思い付いてヤマレコにて検索を掛けてみると何と!yomiuraさんという郡上在の方が実践してみえた! それもつい二週前のこと。ただし繋ぎはお車だが、これとて三山なので大変である。上記「岐阜県の山」をお読みになってのことか?
この読浦氏も一筆書き計画はされており、起点終点を星宮神社としている。
こういう方が存在すること事体が面白いし、心楽しい。想像の世界にこそ大いに遊ぶ人生でありたい。
ワンプッシュはキツかろうが来春、実践してみたい。きっかけを頂いた石氏にもお声掛けして。
あ、もしや日比野氏はやってなかろうか?
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