そこで思わぬ再会があった。
一枚50円のコピーをとって店を出ようと出口に向かうや「macchann90?」といきなり声が掛かって見れば、30年前に北海道自転車旅行を共にしたタカちゃんじゃないの! 七年振りのことである。近いから近すぎるからこそ会えないという事もあるのだ。
昨日は昨日で、その旅行時のもう一人の同行者ウッチャンと、久し振り(一年)に出会ったばかりというのに。尚、ウッチャンは実家団地の現自治会長で(誠にご苦労様デス)、自治会から母への香典を預かってくれていたのだった。
実はタカちゃんとはこちらに越してきてすぐ(2010年秋)に会って飲んだことがあったのだったが何やかやでそれきりになっていた。第三子が生まれたり、仕事に疲弊していたり、お互いアレヤコレヤマあった。
クロス張り職人のタカちゃん、日曜出勤で明日月曜は休暇をとったのだと。
家内が女子連を名古屋港水族館へと連れくれたために私も珍しく余裕がある。
あとは帰って飲んで寝るだけとタカちゃん言うのでウッとこで飲むべや、になった。
3時とまだ明るいも、グビグビと飲み出した。
七年でお互い色々あった。
バツ2が3になった? 認知した子供10人?
その七年前にも話したことだったが、我々の北海道ケッタ旅行は大きな意味があったし、私なぞその機に大學を決めたのだから人生の大事であった。
この偶然の再会に意味付けをしたがるのが今の私の性分なのだが、ここでは取り立ててそうはしないでおきたい。
ウチの子供たちにチョッカイ出すのも忘れずに(かつては女にチョッカイを出しまくる人生だった模様)、不登校長男坊主にも声掛けしてくれた。ただの酔っ払いにしか見えなかったけれど。
そのせいか?いつもは寝坊助坊主が何と!八時起床の今朝だった。
今度は、両親の葬儀で偶然にもカメラマンをしてくれた同級生ウエちゃんも呼んで旧交をクァルテットで温めよう。
高校卒業30年は、再会なんですよ。やっぱり高校生まで過ごした土地のことは、当時は何も知らなくて出ていったとしても、今なら十分わかるし、ましてそこでずっと暮らしていた仲間は、今後の貴重な友人だね、と自分の事情でそう思います。
三〇年や七年、ましてや一年なんてこの歳になるとあっという間に過ぎ去ります。やはりこんな間を持った再会の機会はそれは貴重なものに思えます。
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