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昨日までに今年の内にできる仕事は片付けたとして、残る年末はのんびりしようと考えた。
娘を幼稚園に送って焼蛤先生と挨拶を交わし、その足で柳ケ瀬まで。
ロイヤル劇場で祥月命日近い高峰秀子特集の� 屮�ルメン故郷に帰る」を観に出掛けた。
1951(昭和26)年の作品で監督は木下恵介、日本初の長編総天然色カラー映画とある。NHK映画ベストテン第1位、日本映画文化賞を受賞したそうだが、それほどの作品には、、、、んわんんっ。
時代らしく、モダン前の古臭いジャズが時折採用されている。佐田啓二が吹くはバルブトロンボーンだぁよ。
浅間山を背景に、ストリッパーが帰郷凱旋して田舎で錦を飾るどころか悶着を起こすものの、そこにささやかな幸せを残して去ってゆく。リリィの歌う和製ブルーズと、田口作曲の哀愁帯びた歌との対比が、開発前の大らかな避暑地風景をバックに鮮やかだった。
後に高峰秀子は恵那のテーマパーク「日本大正村」初代村長になり、あの洋画家梅原龍三郎とも交流があったという。
退館し、高島屋でほうじ茶を買い込み、各務原の音猟師でステケンの新譜を購入し、庸園は休みだったので近所で汁カレー食べて帰宅した。
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