製作はナベプロ、いや渡辺プロダクションで、その創業者は渡辺晋である。
渡辺晋といえば『渡辺晋とシックス・ジョーズ』という、松本英彦や中村八大を擁した戦後日本ジャズ界を大いに沸かせたグループのリーダーである。
挿入歌にジャズを期待したが、公開年が1970年(の大晦日)と流行りが終わっていた時代だったからだろう、それらしき音楽は聴こえてこなかった。
配役で気になったのは谷啓でも加藤茶でもなく、モデル三島良重役でちょっとだけ登場した水上竜子(誕生日は大晦日)か。実に美しかった。浜美枝もよかった、喜多嶋舞の母君である内藤洋子も良かったけれど、内藤氏はこの作品を最後に映画界からは寿引退した模様。
塩沢トキがチョイ役で登場するのは見逃がせない。
して、その感想は、、、、、、、、一切の抒情を排した、言うなれば潔い喜劇映画ではあった。
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