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来週の登山に向けて、スキーのシールを改めようとの思いからなのだったが、これまで使用してきたシールの酷いこと酷いこと。一部、ナイロン消失。【左写真】
隣の部だったワンゲルの徹真さんに貰い受けた、そのショートスキー＋ジルブレッタ300とそれに付属した秀岳荘オリジナルナイロンシールは酷使された状態で、それを更に修繕もせずに使い続け置き続けて早や20年？ お陰で随分と楽しい山行の数々を成すことができた。
札幌を去るに当たって他所では手に入るまい、と新品の秀岳荘オリジナルナイロンシールを購入したまではよかったものの、実はこのシールが160�儖幣緲僂梁緤�で、このショートスキーに合わせるには長さ調節が必要だったのである。
長さ調節とは短くすることに他ならず、ちょん切って縫い合わせることに他ならないのだが、ただでさえ厚地のナイロンシールを重ね合わせた上で縫合する必要があって素人に易々と出来る仕事になく、ついつい先延ばしに延ばした結果が早や17年、である。その先延ばしの結果、酷使したともいえる。もう、ボロボロ。【左写真】
こんな状態でも雪山ではシールとしての効果を最大限度発揮してくれたのであり、かように秀岳荘オリジナルはモノが良かったためついつい修繕を私に強いなかったのであ〜る。【左写真】
さて、修繕の話なのだが。
手縫いも可能とは思うが「餅は餅屋」で「シール縫合は畳屋」では？との思いで秀岳荘シールを手に、畳店に出掛けた。
とはいえ特段当てがあったわけでもなく、単に飛び込みで頼むことに。
そういえば、と中学校への登校時に何百回と前を通った畳店に飛び込んでみた。
職人らしい物静かな主人に、無理を承知で意図を伝えてお願いすると「明日まででいいなら、やってみましょう」と引き受けてくれた。
翌朝、早速電話あり受け取りに来て貰っていい、とのことだったので早速受け取りに出掛けた。仕事が早いのは信用のおける一要素である。
うんうんうんうん、えええええええぇ。こんな感じで結構です。【写真右】
キッチリとお礼も渡し、それを受け取ってもらえた。どうもありがとう、優作さん。
目出帽も、シールも揃った。
あとは出掛けるばかりなり。
うちの秀岳荘シールは150cmだったぞな？
で、先日、売りに出したら、買い手がroomの後輩であった。
シールが繋ぐ縁とは如何に・・・。
お裁縫セットに畳針はちゃんと入れとるかい？
シールが「繋ぐ」縁！ 秀岳荘オリジナルはレアものなのだろう。
裁縫セットに畳針、何時ぞやまでは入っていたものの、何時しか紛失した。
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