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大学受験後の「落ちたらもう来られやしないかもしれない旅行」で知床序でに立寄った記憶がある。ニポポだったっけな。
目出帽も山スキーシールも入手してお洲原山繋ぎから帰着し、柳ケ瀬まで安気に映画鑑賞に出掛けた。とはいえ家に到着後直ぐの出立ではあった。
噂高い高倉健主演「網走番外地 北海編」を。シリーズ第4作。
感想はと言えば「映画の体を成していない」と言ったら言い過ぎか。展開がハチャメチャであった。
ギャングの安川：安部徹は、緋牡丹博徒にも登場の悪役で、雪中覚醒剤作りをしておった。
鬼虎：嵐寛寿郎の再登場の唐突さと言ったら無い。私の他に一名、劇場内で大笑いしていたオッちゃん在り。
拾い物は弓子：大原麗子だろう。
美しい、ではなくて女性一時の若さが放つ輝かしい光を発していた。先日拙宅に遊びに来た福ちゃん長女ユメちゃんそっくりだった。
まぁ、これを可愛いと言わない男は居まい。まぁ、これを可愛くないと言う男は居まい。
大原麗子；大野伴睦の長男で東京放映の社長である大野直にスカウトされ、芸能界入りとのこと。山県市と関係がないわけではない、と。
自殺未遂の貴子：加茂良子というモガが登場したが、中々悪くなかった。
来週の奥山行に向けて、寒々しい風景を見られたことが甲斐のあることだったか。
1965年度の配給収入第2位！らしい。
来週はもう、いいや。
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