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それによれば前回が2015年というので4年前になる。
今回のきっかけは、近所の図書館で「奥飛騨に響く 種蔵の里【加藤 麻美撮影】」を偶々見掛けたから。
どこも混んでいるのが判っているから山に行くのだが、山も有名どころは混んでいるし、今年はその分予め行ってあるので連休出だしは安気に家族サンビスに努めた。
何処も混んでいるのが判っているから混んでいない所を目指す。そんな時に種蔵はいい。
映画「君の名は。」で飛騨市は話題にもなったようだがそんなのは一時の流行りのようで、混んではいない。尚、年始に噂高い「君の名は。」をテレビで観たが、中々楽しめた覚えがある。岐阜から栃木実家に身を寄せて、新宿から帰った晩に観たのでなおのこと楽しんだ。
4/28,8時半過ぎに自宅を発ち、乗った東海北陸道はひるがの辺りで少々詰まったものの、高山IC以北は静かなものだ。
「まんが王国」で食事を摂り、再訪した池ヶ原湿原は変わらず素晴らしい雰囲気に満ちた空間を保っていた。以前は現地まで自家用車で入れたが、今回は無料シャトルバスが出ており乗り合わせで湿原まで。15分置きの頻発でストレスはない。
水芭蕉、ザゼンソウ、リュウキンカ、キクザキイチゲ、ヤマザクラ、ではなくオオヤマザクラが咲いていた。今年は前回あった残雪が見られなかった。夏にはミズチドリが見られるという。芳香アリというので、見に来たい。
子らのリクエストでまんが大国に戻り、まずは大トランポリン大会を開催して、フラフラになるまで満喫する。
人の居ない静かな温泉でのんびりと寛ぎ、子らが漫画にうつつを抜かす間に、ウーマンズデイの家内は休憩室で毛布に包まり横になり、私は私でビールを我慢し見慣れぬテレビを独り占めして先日の南北朝鮮会談の報道番組を眺めた。経済制裁が腹に堪えたから、ここまで動いたのか。
種蔵と言わず、飛騨市と言わず、観光地として岐阜は未だ「掘られて」いない。
再度トランポリンを楽しんで、家内友人の居る種蔵の宿へ。親方の拵えた石斛土産を渡して喜んでもらえた。
宿の前にテント張って、月を眺めつ棒ラーメン拵えてかっ込み、やはり寒かったのでご厚意に甘えて宿に入れてもらって寝袋で横になった。
4/29,6時前起床で宿をご無礼して、またしてもまんが王国のトランポリン大会を朝も早や6時過ぎから7時まで開催、長女は昼からハードなスポ少バレーというのにセーブすることなく全力を持って飛び跳ねまくる。それに付き合う私ですらもう、フラフラである。飛び跳ねを微妙にずらして同調さすと、トランポリンのバウンドが倍加されて跳ね飛ぶが如くになるのが快感である。
いつもは混み混みのひるがのSAでアイスクリーム舐めて、11時には帰宅できた。ここから見える白山と別山は早や、地肌が目立ってきた。
午後は物干ししてのんびりできた。
連休の滑り出しとしては悪くなかった。息子の不参加を除いては。
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