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映画は中々こそばゆい内容であったが、ごちゃごちゃしたところの無い割合スッキリとした映画ではあった。
雨後の増水した川は大井川水系のソレであろうか。いつ見ても増水した大川はいい。
殿様と、家来の吉岡氏の大根ブリはどうにかならなかったのか。
原田美枝子はそんだけかい、の扱いだった。
宮崎美子は堅い。井川も同様。
父たる宇野重吉はコレをどう観るや?
バスで帰宅後に、孝ちゃんより呑みのお誘いあって、休肝日を押して出掛けた。その孝ちゃんは封切りで「雨あがる」を観たのだと。
酔くろうて歩いての帰途、「雨あがる」の時代ならば電信柱に出ん心棒をゴソゴソ引っ張り出して迂闊に立小便なんぞしようものなら斬られかねない時代を生きた武士の緊張感を想像するに、現世は如何にも緊張感もなく暮らせる穏やかな時代である事ヨ、何て思ってもみた。
ホウセンカの若木に小便引っ掛け乍ら、背後から一刀される想像をしてうすら寒くなりもしまた、それもまた佳きことかなとも感じた。
酒ばかりかっ食らっておらず、水でも飲んで目を覚まさなくてはなるまいて。
我が人生、何時雨あがるや?
ドリカムの「a little waltz」の
「嵐の時もはるか上は上天気ぃぃぃ」という歌詞がポッと浮かびましたよ。
牙子様
ドリカムというのはこんな牧歌的なものも唄うんですね。
雨の翌日だけに、この時期の乾いた晴天は堪らないものです。
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