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対コロンビア戦で、一体誰が日本の勝利を予想したか。
開始早々の、大迫のシュートが入っていたら、こうは展開しなかったろう。何せ相手は0-2のフランス代表から3-2と試合をひっくり返すような強豪だったのだから。
大迫のシュートを止めたキーパーからのこぼれ球、これを打った香川のキックが幸運を手繰り寄せたのだろう。
相手ハンドを誘って一発退場、11対10の数的優位を得て、それでも全く気の抜けない相手だった。オマケにエースのハメスロドリゲスは不調とあった。
世界の数あるチームの中で、何もよりによって4年前に敗北した相手とまた戦うなんて一体どういう巡りあわせかと思ったが、結果だけ見れば雪辱を果たした格好になった。
本田の起用もあれこれと言われたものだったが、結果としては西野采配が奏功した形である。大迫ヘッドへのコーナーキック、そしてセネガル戦での同点弾。本田の投入が無かったら結果はこうではなかった。
日本、強いじゃないか。欧州で修練を積んだ選手が確実にその実力を発揮している。酒井選手の対ネイマールはじめ、経験値を積み重ねた世代が、アジア勢でも立派に世界で通用することを証明しているのが心楽しい。クライミングの世界でも同じことが言えようか。
下馬評何て、全く当てにならないものである。いや、だから下馬評というのか。
今晩は、対ポーランド戦である。
世界ランキング8位というグループ内で一番だったチームの敗退が既に決定している。大迫も恐れる世界最高レベルのストライカーであるレヴァンドフスキを擁しても二連敗だった。何が起こるか判らないものである。ドイツがまさかの敗退。ましてや我が日本!
日本負けたがセネガルがコロンビアを破ってくれたから(引き分けでもダメ)決勝トーナメント出場が適った、という事態なきよう奮闘頂きたい。(日本とセネガルが共に敗れると共に勝ち点4で抽選も有り得るのだと。)
いやいや、自力で、引き分け以上で決勝トーナメントに上がり、ベルギーかイングランドと対して史上初のベスト8を夢見たい。
世界の話の後で恐縮だが、総会あった土曜、FC岐阜と一位のレノファ山口が激突した戦いは「激闘ドロー」の新聞見出しだった。
強豪コロンビアに勝利した日本代表を思えば、東京ベルディに対して0-2から4-3と試合をひっくり返す底力を持つレノファ山口に岐阜が勝つのはアリだろう、と考えていたが、一時は逆転しただけに実に惜しかった。
本ゲームで共に二得点だったオナイウアドウと古橋キョーゴ選手が次の次のワールドカップに出場する夢を、今晩あたり見てみたい。
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