寝ていて、隣家からの二度の叫び声で起こされた。4時過ぎだった。
俄かファンとしては見ようと思えば観られたのに山疲れで寝ていたところの早朝だった。
眠い目を擦ってPC開いて同時配信で見てみれば何と! 何と何と!!
2-0で後半10分。えっ?(息子は前半見終えて寝てしまった模様。何とも。)
世界ランキング3位の「赤い悪魔」と呼ばれたベルギー軍団に、2-0でリードすることを、一体誰が予想し得たか?
白んできたあさぼらけの空が、不思議にもピンクに染まった。
今回のサムライジャパンは何度我々に歓喜をもたらすのだ!
世界一との呼び声も高いキーパーのクルトゥワから、文句なしの二得点で。
しかし、フェライニの投入、フェルトンゲンのヘディングシュートで「持っていかれてしまった」感があった。普通、アレを入れるかよぉ。
「ヤラレタぁ〜」の私の二度の叫び声で今度起こされたのは家内であった。
ロスタイム、ベルギーのカウンターを受けて外野から見ればルカクのシュートが当然来ると思わせてのスルーーー! あの手の”抜き”が世界レベルの一端だろう。
赤い悪魔による、悪夢のような幕切れだった。
延長でもなく、さりとてPKでもなく。(私や北澤氏の予想は1-1でPK勝ちがギリギリの勝利ラインだったが何の何の。)
掴んだ幸運がするりと手元からこぼれ落ちてしまった、そんな悪夢。
公衆の面前で、こんなにも分かり易い悪夢が展開するなんてなかなかないことに思う。
今日はショックで会社を休んでしまった人が多く居るのではないか(居ないか?)。
ベルギー人もさぞやビックらこいたことだろう。
香川、大迫、乾、本田、原口、そして乾と今大会6得点も素晴らしかった。
他人事で、久し振りに心が浮き立った時間だった。
どうもありがとう。隣のオジサン。
悪魔は、いた。
追記;ドイツ紙『Berliner Kurier』は、ベルギーの“赤い悪魔”というニックネームにかけて「悪魔のように良い試合だった!ベルギーが0−2から試合をひっくり返した」と見出しを掲げたそうな。
はじめまして
我が家は、早寝をして、試合開始時に起き、夫婦で応援しました。
ロスタイムに入り、「時間を稼げ、本田ゆっくり、ゆっくり、打ち込まないでショートでパス廻しを」必死に叫びましたが、届きませんでした。
でも、延長入ってれば、もっと大差で負けた可能性もあったので、あの幕切れが日本らしく美しかったかもしれませんね。
しかし、惜しかった!
あれ、サドンデスだったかしら? 私の無知?
nibin様
そうですね、延長戦に持ち込んでもあの流れは変えようもなかったと思います。日本国民をあれ程熱くした戦いもそうザラにはないですね。実に惜しかった!
でも、口惜しい思いをしているのは我々以上に闘った本人達だと思います。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する