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また、私が個人的に注視していたジャズのピアニストが、何ということか癌に罹患していたことをこのタイミングで知った。乳癌というのは「大小」に関わらず罹るものなのだと初めて知った。発見早く、初期のソレというので完治を心より祈りたい。
母の時と言い、自らがこの病に罹患したとしてこれほど冷静に我が身を処せるのだらうか?
ギックリした当日に立ち寄ったセコハン屋で、以前から気に掛けていたディスクを見出して購入に至った。
春樹村上氏が「ポートレイト・イン・ジャズ」のエラ・フィッツジェラルドの項で挙げていた「Ella and Louis again」である。
しかし、膨大な録音量を誇るエラおばさんの収録作品収録曲の中から、サッチモとの共演作である当盤の、更には再会セッションの、デュエットしていないこんな一曲を代表に挙げて作文するなんて、何て重箱の隅突つき文なのだろうか。いや、それほどに内容よろしく氏にとっての印象深い一曲なのだらう。
もう一言言わせてもらうなら、今回購入した「Ella and Louis again」に収録してあると御本に書いてあったから買ったものの、何としたことかCDには未収録とあって目が点になった! レコードには収録なのか?
これに落胆していたところ、もしかして、と過去に三枚組カップリング廉価版として購入した輸入盤を漁ってみたところ、何としたことかこちらに収録されていたアルヨ! オマケにジャケの貧相さとは裏腹に音質良好盤であった(恐らくこの一曲が収録されていることを知った上で購入していたのだと今にして思う)。
春樹氏の言う、オスピーのバッキングの繊細さたるや、わざわざ排気量の大きなチェーンソーで小型フクロウを丁寧にチェーンソーアートするが如きの技である。オスピーが肩の力を抜き、唄に添えるような表現に留めるピアニズムは真に他の追随を許さない。直木賞?
あ、本家の「Ella and Louis」も実に滋味深い名盤です。
庭木の梅の花ほころび、家内が植えたマツユキソウにも花がついた。
明日も休みを頂いた。いよいよ薪棚と道具棚、CDラックを完成させたい。
あ、煙突ソージも。
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