長女の通った絵の教室の先生ご夫妻がこれまで書き溜めた大判の絵画作品を、玄関から二階まで所狭しと展示されていた。御主人の母上の居宅を活用した展示である。
絵を描く方に対して、誰某の絵に似ているという評し方は甚だ失礼に当たろうかと思うが、どのような絵だったかを示すためにここでは敢えて例を挙げればグルジアのニコ・ピロスマニのソレに似た絵だった。そんなタッチの上に幼少時、喰うに困って白い飯への憧れを描いた「ごはんシリーズ」の端には、育った本巣から遠望された能郷白山が真白く描かれていた。
「お母さん先生」とは娘の迎えの際にちょこちょこ絵の話(や音楽の話)をしたものだったが今回、初めて「お父さん先生」とお話の機会を得た。
グロッスや、李禹煥(リ・ウーファン)、靉光や山下菊二【あけぼの村物語】、最近出掛けられたという東京都現代美術館の話をした。
ジャズの話もそうだが、美術の話も身近な方と直に話す機会は中々あることではないので楽しい一時を過ごした。
心のコリがほぐれると言えばいいか、ココロの塊がゴロンと手元に落ちてくる、そんなイメージか。
3/31は息子の14の誕生日だった。おめでとう。
三枚目写真は長女作の苺ちらしケーキ。
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