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昨晩は8時半就寝の3時起床で、以前から懸案のメールの返事を済ませた。また、朝からロイヤル劇場一日限定放映で見逃した「白い魔魚」を59分だけ無料配信映像で観た。おいおい、結末は？ 昔の藍川橋を見られただけで良しとしよう。
夏の五日遡下降山行計画を二件、ヤマレコで作成して、ロイヤル劇場へ。
今日は今日真千子、いや京マチコ特集�，痢崢醒�花」を観た。10:00と11:40の回が今日に限って上映無しで、いつものお掃除おばちゃんに聞けば「今日は株主総会やったで」とのこと。切符の売り子が品の良さそうなオバちゃんに「今日の上映作は何？」と問われて「チンチョウゲです」と回答していたが、ジンチョウゲってチラシにもルビが振ってあるぞよ。
「白い魔魚(1956)」と「沈丁花(1966)」には杉村春子と加東大介という不思議なダブリがあった。十年の隔たりが配役にも表れていた。また、衣装監修が高峰秀子で「白魔魚」に出演の高峰三枝子というのもダブリと言うには、、、あ、他人か。雰囲気似てるけれど。
美人四姉妹(+一弟)の結婚に纏わる話で、監督・千葉泰樹の小津作品への回答という見方もあるようで。しかし32歳で行き遅れ呼ばわりされるなんて、今の時代にはちょっと考えられないなや。母親役の杉村春子が最も杉村春子らしい配役であった。四姉妹共に美しいが殊司葉子のソレは際立って感じたのは私だけの感覚だろうか。彼女が徳光和夫似の小林桂樹との結婚に踏み切るその勇気が理解し難かった。アムロのように打(ぶ)たれたから？ 私の好む佐藤允が宝田明の弟のチョイ役で登場して喜んだ。また、ネトッとした感じで仲代達也が登場、これは癖になる。
ラストのラストで沈丁花が現れるが劇中、亡き父はコレを「チンチョウゲ」と呼んでいた、とあった。売り子はこれに準じてのことだったか。
『娘(こ)の部屋を 仮の書斎や 沈丁花（高浜虚子）』
晴耕雨読ならぬ晴伐雨観の日々の内、心安らな一日だった。
春の沈丁花と秋の金木犀とを楽しみに待つ、そんなささやかな人生でありたい。亡き義姉も、金木犀が好きだった(ようだ)。
【追】 雨で仕事休んだ今日7/1は予定通りに「追悼；京マチコ特集�◆廚痢峅従僉廚魎僂拭�
三姉妹の母に京、長女次女が松坂慶子双子姉妹？で、三女に池上季実子、四女に和由布子。
松坂慶子は相変わらずの青白き美しさである。池上季実子はいいとして、現五木ひろし嫁さの和由布子が女子大生役とあって実に若い。この時に彼女は将来自らの身に起こる予想外の展開を知る由もない。ひろしが猛烈アタックしたというが、人の好みというのは実に判らないものである。
三女婿に柄本明が「らしい」配役で登場した。「泥を被った」形の役どころが渡辺作品らしいのか？ 竹脇無我も、また伊丹十三も”如何にも”な役ではあった。
特記事項として、宴席に私の好む鈴木瑞穂と穂積孝信が同席するという奇跡？が起こった【瑞穂(市)←穂積(町)】。果たして岐阜の未来を見据えての事か？
中井貴一がやおら登場し、劇中この若者に充てられる役の意味は？と考えていたら・・・・、あちゃ〜。その後の松坂氏がチョト、いやカナリ怖ィ。
池上季実子も親孝行できてヨカッタネ。
果たして「化粧」という表題の意味するところは、、、ラストのタテマエとホンネという解釈でヨロシイか。
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