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【91】は【90】に引き続きもう一丁、DRモノで、前作程に印象に残らないのは何故だろうか。1953年の私の誕生日と同日の録音を残したその約一か月後、5/13にジャンゴは43で亡くなったという。
【92】Jack Dievalというピアニスト、私の記憶違いでなければ確かあのエリック・ドルフィーとの貴重な共演録音の提供依頼を渋ったことで知られた人ではなかったか。前半はts,bsの珍しい2フロント＋g(かのサッシャ・ディスティル！)にトリオが加わるsextetで、エリントンのようなベイシーのような演奏が展開される。bsが大変私好みで聴かせてくれる。ペッパー・アダムス風ではない、という意味で。後半のピアノトリオではかなりお洒落な演奏を聴かせてくれる。
【93】米ナール・ペイフェ、いやベイナール・ぺイフェ(P)のトリオ作品。流暢で当時のフランス国内としてはかなりの技巧派だったのではなかろうか、アメリカンスタンダードを水準高く演奏している。確かこの方は後に渡米して定住したはずである。ただ、繰り返し愛聴するに値する盤かと問われると、、、、。
【94】上記ぺイフェ盤に比して技巧は無いのだけれど不思議とこちらの方が愛着を感じるその演奏者はカマトトボーカルの先駆、ブロッサム・ディアリーである。かのハルキムラカミ氏がライブに接したことがあると自慢気にどこかに書いていた。良いなぁ、正直裏山いや羨ましい。本盤ではいつものように弾き語ることは無く、専念したそのピアノは肩の力が抜けているというか、欲のないその奏法が逆に聴者の耳を惹く感じか。ケツの4曲は私に大した印象を残さなかったボーカリーズであるが、Cafe Muximum店主は私と全く逆の感想を持っているのが面白い。
【95】はサミー・プライスというブギウギピアノのソロが16曲に、のこりがトランぺッターのドク・チーサムとのデュオが数曲。聴かされ続けると些かキツいブギーソロも、ラッパが入ると途端に端整な演奏に転化した。デュオ曲に関して、素晴らしい出来に思う。ドク・チーサムは、大変生真面目な生き方をなすった方だそうで【‘THE SCRAP’―懐かしの1980年代/村上 春樹】、日々の吹奏鍛錬を怠らなかったラッパ吹きでそんな一面が見事に現れた演奏に思う。
【96】唐突に現れるマックス・ローチ5で、フレンチの合間に挿し挟まれるハンバーグの様な演奏？である。ベース音が優勢で且つ、ジュリアン・プリ―スター(tb)がキッチリと存在感を示して私の一時好んだriverside盤/KEEP SWINGIN'を想起さす出来で、そのJP作曲��にそれが顕著である。ソニ・クラの�◆▲肇薀鵑撻奪拭�Tommy Turrentine作曲の6分の5拍子？�ぁ△◆�御大ローチ作の�´イ睥郎逎妊后�●
今回はここまで。
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