先週の乗鞍山行直前に、通勤車のパネルで見たこともない点滅が現れて、取扱説明書で調べたところ、どうやらバッテリーのヘタりが原因らしい。それをようやく午前に解決した。これで一安心。
買い物して柳ケ瀬へ。コロナ禍で、以前にも増して柳ケ瀬は活気がない。高島屋など1995年に旅したグルジアのデパート同様の閑散さ、である。メルケルさんの言に従えば当然の事態だろうか。
日本も、いや世界は経済政策自体を再編成しなくてはいけない時期なのかもしれない。利潤の追求ではなく、真の心の充足や幸福を目指して立ち振る舞う季節の到来ではないか。今回のオリンピックの延期はタイミングもあって実に暗示的なことに思われる。
ロイヤル劇場で石原裕次郎出演「素晴らしき男性」を観た。観客は私を含めて8名。こんな密室は危険なのだろうか。
当映画には、緋牡丹博徒で見覚えある西村晃や白木マリが登場し、主人公北原三枝の婚約者役は誰だったっけか?と思えばこれも待田京介だった。性的なシーンも表れない映画で、内容も至って素直なために子供と観ても良いかもしれない。石原裕次郎を見て思ったのは、男は顔ぢゃねぇ、ということだ。これまた時流に乗った時代の貌と言えよう。
ミュージカルとして成功しているかどうかはここでは問わない。モダンジャズ華やかなりし時代の1958年作だが、作内でジャズは未だムード音楽の感である。
家内は問う「このような状況下で、山に登る意味は? 映画を観るその意味は?」
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