![]() |
![]() |
![]() |
先週が「日本侠客伝 花と龍」、
今週が「昭和残侠伝 血染めの唐獅子」
というプログラムである。先々週、何のはずみでか山中、同行米山氏の口から出た「死んでもらいます」は残念ながら外れている。共に監督はマキノ雅弘である。
「花と龍」のヒロインには星由里子が当り、重要な役割として藤純子(富司純子)が登場する。二人が登場するたび、将来登場する上戸彩を想起して想起して仕様がなかった。
高倉健はイイとして、二谷英明の役どころがイイ男だけに何とも切なかった。
「血染めの唐獅子」は、実は上映初日10/10(土)に観に行こうとしたところ「(雨天の場合は休業いたします)」とあって、晴天率の一番高いとされるこの日が雨な訳無いべぇ、と油断していたところ果たして雨だった(因みに同僚の結婚式が当日で、雨の中挙行されたそうで)。「花と龍」に比べると些か格落ちの内容だったが、池部良が二谷英明を上回る存在感でまぁ、観せた。「竹」が、ラスト辺りで津川雅彦であることに気付くとは私も未だ未だである。こちらの藤純子は終始お淑やかで、ラストはお顔が涙でベチョベチョであった。死ななくてヨカッタネ。
高倉健は、乗り込んだ先で四の五の言わずに斬りかかるところが男らしくてヨロスイ。テメエの胸に聞いてみな、ってなところだろう。
上記両作品にも、緋牡丹博徒シリーズにも登場する天津敏、もうこうなると定番である。「手前ェの胸に聞いてみな、仁義が通んねぇんだぁよ。」
来月の今頃、随分以前(1997年夏)に見逃して観たいと願っていた「にっぽん昆虫記」が上映される。この岐阜で、である。私の好きな丹波哲郎が登場する「豚と軍艦」と共に今村昌平特集ということで、これは見逃せない。
こんにちは。
「映画がかかっている」などということばは、最近はあまりつかわれませんね。「ミルト・ジャクソンの曲がかかっている」とか「電話がかかって来た」とかは誰でもよく使いますが、本来「かかる」という日本語はひじょうに難しいことばなのです。日本語独特で外国語に翻訳するときは困る時もあります。
半面、なんにでも使えるから、べんりなことばでもあります。
でも、鍋を火にかけるとか、金がかかってしょうがないの「かかる」は明らかに「高倉健がかかっている」とは違います。
おもしろいですね。
わたしは血の出る任侠モノは、あまり好みではないので、今回はご無礼しました。それと、ロイヤルはいつの間にか600円に値上がりしていたのですね。
以上。
マースケ様
ソコでしたか! 私も書いていて最近使わない言い回しだなぁ、と思いつつパチパチしていました。「プログラムがかかる」とか。英語にとってはtakeなどが多種な意味合いを持った単語に当たりましょうか(この場合と関係なく)。
血の噴き出るプログラムですが、森繁の社長シよリーズなんぞに比べると割に人の入りは良いようでした。
今日、偶々ミルトジャクソン聴いて出勤したところです。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する