岡田茉莉子の美貌は時代を先んじ過ぎていると、いつも思う。久我美子もオールドミス役に隠されてすらも美しい方である。
奔放な長女役は、誰かと思えば丹阿弥谷津子氏であった。
祖母役の東山千栄子は、ウチの近所の元クリーニング屋のオバサンに似過ぎている。
川津祐介は中々面白い役どころで、ムチムチ短パン姿がしばらく忘れられそうにない。
病床の笠智衆を見守り、唯一信頼を得ていた栄一に、何故か我が長男を思った。
メイド役の十朱幸代と、専務役で登場の十朱久雄が親子とは大変な驚きであった。また、十朱久雄と私の大いに好む洋画家の須田国太郎とが大いにダブる(似ている)。
中村メイコと菅井きんが端役で登場しているのも時代を感じる。
高島屋の上階で「北海道展」が偶然にも開催されていたので、ソフトクリームを舐め、オッカァの好物であるマルセイバターサンドの土産を買って帰った。
今日は今日とて午前、テレビで私の好物である「空港ピアノ」に「駅ピアノ」を立て続けに観る機会があって、大変満足した。
これら番組に一体私が何故これ程までに惹かれるのかと思えば、ピアノを前にした個々人に音楽的素養を超えて彼彼女達の過去を垣間見ることが出来るからだと思われる。また、透けて見える人生以上に、音楽に対する熱い思いや創造的行為の一端を見ることも惹かれる一因に思う。
ソロピアノという形態は(ジャズも良いけど)ジャンルに関わらず強く惹き付けるものが今の私にはある。殊に、ショパンだとかの圧倒的技巧を必要とする演奏よりも、音数少なくスローなテンポで演奏される説得力ある音楽にこそ、心震える。
今日ではなかったが、シンガポール編の中国曲が圧倒的であった。10時ごろに観たシチリア島の冒頭女子高生は、とても未成年には思えなかった! それも自作曲だった。
午後は明後日からの山行のパッキングを済ませた。
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