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4連休が好天でやって来ることが数日前から判っていながら、さりとて山へと行く気が不思議と起きなかった。計画が浮かんでも来なかった。
��10/31(土)；そうは言っても藍川橋から見えた御嶽に、上手く段取りしておけば”アレ”に行けたはずと思うと居ても立っても居られなくなるとは私も未だ未だである。先週、あんなにも納得いく山行をし終えたばかりというのに。屋根に上って小屋の屋根の段取りをし、貰った端材でデッキを整えただけで一日が終わる。お満月をいいことに早々と呑み出した。今宵も素晴らしい月夜だった。
��11/1(日)；意外に晴れずに小寒い一日、こういう日に限ってジャカジャカと洗濯物を回してしまった。先週の熊伏山遡行記録と遡行図を描き上げた。小寒いのをいいことに早々と薪ストーブに火入れして洗濯物を乾かし、女三人衆が出掛けたのをいいことに早々と呑み出した。
��11/2(月)；雨予報により金曜の段から休みをきめていた日で、当日やはり雨だった。午前の回でロイヤル劇場に今村昌平監督の「豚と軍艦」を見に出掛けた。若きマーティン・スコセッシが衝撃を受けた作品という。南田洋子と殿山泰司が“光って”た。田中次郎氏が言う程には本作中の丹波哲郎は光ってもなかった。1956年作とあって劇中、ジャズが流れる。夕刻、明日の家内の誕生祝に向けて長男と食料を大買いした。前祝に呑み出したもののビールでないビールを飲んだところ悪酔いして床に就く。
��11/3(火)；文化を第一に大切にする私は、敢えて休暇を取って10時間寝てた。意外にも無風快晴の一日で、そんなでも外出は一切せずに家のあれやこれやを片付けた。庭の草を引き、家族の布団を干し、薪を割り、小屋屋根をまた一歩進めた。タケオが粉から生地を作り、家内のためにピザを焼いてくれた。う〜ん、高1の頃の私にここまでの技量は無かった。誕生日、おめでたう。
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