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土曜；立冬と親父の祥月命日ということで家内と二人して長良天神に詣で、岐阜駅まで送ってもらった。久し振りの名鉄に乗車して、名古屋駅の新設なった？ゲートタワー13階のスターバックスという店で貰ったチケットを活用してカフェなんちゃらかんちゃらいう生クリームてんこ盛りの冷えたコーヒーを呑んでいたく具合を悪くする。桜通線で東へ。
そしていよいよ、夏に越してきた名古屋のyoneyamaさんの新居にお邪魔した。ヤマレコにもあった台所を拝見し、昼食は近所のアフガンインド料理屋でマトンカレーを御馳走になった。帰宅して、塩麹仕立ての鶏胸肉を肴に昼ビールを頂いたが三日前にヘボ（クロスズメバチ）に右手を刺されたばかりで痒くなるので程々に。カーメンマクレエを聞かせてもらった。11月連休の山行の話をして、書架の山書古書から数冊お借りして、暇乞いした。27年程前にジャズレコード漁りでよく訪れた千種駅まで送ってもらった。また、山で。国鉄、バスと順当に乗り継いで、雨の中帰宅した。
日曜；午前の部で「にっぽん昆虫記」を観に出掛けた。ロイヤル劇場にして40人以上の客の入りとは今村監督もきっと草葉の陰でお喜びに違いない。人間の欲望を、ギリギリまで突き詰めて表現した映画といえようか。先週上映の「豚と軍艦」がアメリカ基地という土俵で人間の在り様「業」を伝えたというならば、本作は性風俗を含んだ日本の土着的民俗を土俵にした人間の飽くなき欲を左幸子がこれ以上ない演技で表現していた。河津清三郎のような、人を食い物にする輩が居る限り、いつの世も報われない弱者が生じてしまう。先週も見た、娘役の吉村実子までも！
帰途、刺身買って帰宅し、ホンマ製作所のブリキ製時計型ストウブの割れに業を煮やして購入した、ステンレス製の時計型ストーブを導入すべく煙突掃除し、周辺までも掃除を掛けていよいよ着火した。ブリキ製は購入後火入れすると直に底割れしてヤレヤレだったが、今度のステンレス製は今のところそのような不具合は無い。好物の銀河高原ビールを呑んで祝杯を挙げた。明日からも好天が続くという。明日も伐るぞえ。
こんばんは。
小生、日曜：午後の部に出かけました。（昼まで寝ていたので）
土曜日から野坂昭如の長編「行き暮れて雪」を読んでいるのですが、今村昌平がその野坂と組んで「エロ事師たち」を撮ったことがありました。いわゆるブルーフィルムですが、なかなか見応えのある作品でした。
世間では”毀滅”がどうのこうのと騒がしいですが、どういう訳か老人にはまったく食指が動きません。今村昌平、浦山桐雄、鈴木清順を観て来た者には、まったく違う国の映像なのでしょう。
以上。
今晩は。ニアミスでしたか。午後の部でもまずまずの客の入りだったことと思います（ロイヤルにしては）。野坂の「エロ事師たち」の映画は興味あります。今村作品と言うならば特に。”毀滅”は「鬼滅」ですね。
これまたアマプラで観れます。
ウイッス。ウチでも観られるとオッ家内が隣で申しておりますがな。
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