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レッスンは？ 一体何を伝えようとしているのか？
千葉真一の力の入った作品であることは判った。ヴァンサン・カッセルに似た上杉謙信役の夏八木勲は最近観た「柳生一族の陰謀(1978)」にも登場していた。三尉付きの陸士が見覚えのある役者で誰だっけなぁと思えば二ヶ月前にここで観た「祭りの準備」で主役を張っていた江藤潤だった。冒頭に岐阜出身の岡田奈々、登山界に特異な人物を輩出し続ける愛知県丹羽郡出身の三浦洋一、その他にしきのあきらやかまやつひろし、佐藤蛾次郎に角野卓三や鈴木ヒロミツ、一瞬登場の草刈正雄には笑った。勝野洋もちょっと。私の好むところの成田三樹夫や小池朝雄が上役で、また真田広之や薬師丸ひろ子もキッチリ登場していた。当時の薬師丸氏は、確かに何かを持った新進気鋭の役者であることがわかる。小野みゆきって、ハーフでない？ 宇崎竜童には迂闊にも気付かなかった。
挿入歌を聴いて思うに、この時代の歌い手は上手い下手を越えて、実に個性的だった。それを思うと今の歌手はどれも同じに聴こえてしまう。
尚、角川春樹は自宅を抵当に入れ銀行から融資してもらい、本映画の製作費11億5000万円を捻出したとのこと。壮大な、、、、、馬鹿？
昨日近所の書店になかった芸術新潮を、高島屋内の書店で購入した(先日の朝刊で知った)。特集に福富太郎とあれば私が買わずして誰が買う、ということで立ち読みはせず対価を払った。
「絵を蒐める 私の推理画説(1995)」を読んで、氏のセンスある絵画収集に注目していた一人なので。これについては機を改めて書きたい。
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