|
|
「だが、首相に近い議員は「派閥が人を出さず、人事はうまくいっていないようだ」と漏らす。阿部、麻生両氏への秋波のはずだった「二階切り」はかえって首相の支持基盤を揺るがしている。」
う〜ん、多難だなガースー氏も。四面楚歌というのか、と読み終えて車窓を眺めるや、車内のNHKラジオ第一から「菅総理、総選挙に出馬せず」の報が流れ、そのタイミングに少々驚いた。
この夏の天候に影響されてのことだろう、私自身もここのところ気分の塞ぎ込むようなBlueな出来事が続いている。そんなあんなも手伝って先週、好天に乗じて思い切って橋から川へと飛び込んだ気もする。料理をしている気もする。
そんな今日この頃、ティナ・ブルックスの「True Blue」を繰り返し飽きもせで聴いている。ノリの良い�ァ�Miss Hazel」はじめ、Duke Johdanのピアノソロが素晴らしい。私にとってハンプトン・ホーズとデューク・ジョーダンは心情に訴えるところの多い好きなピアニストだ。
タイミングもあったが、相手の目を逸らすことなく見つめ、話せたからこそ打開できた事態も先週にはあった。Benny Golsonの"木曜日のテーマ（Thursday's Theme）"ではないけれど。あわや退社寸前、であった。対面する相手と目を逸らし続けて私は50年、一体何をやって来たのか？ 無用な遠慮ばかりしてきた結果、真に心の交流を図れている相手が一体幾人いようか？ 嗚呼、オッカだけかもしれない。
デューク･ジョーダンと函館で握手した際、私はデュークの目を逸らさず見据えていたろうか。それにしてもゴツイ手だったナ。
菅氏も無派閥でよくもまぁこの難局続きの一年を凌いできたことと思う。市井人の悩みと比べるのも気の毒だが、氏に至ってはそんな生易しい心情ではなかったことと想像する。飯も喉を通らない日もあったろう。支える奥方も実に悩ましい日々を送ったことだろう。
菅氏も、私同様に相手の目を見据えて話すことが不得手な人種だったのではと想像する。事ここに至って、人事権強く行使したそんな菅氏の政治手法を叩く論調が数多く見受けられるが、少なくとも私にとっては他人ごとではない今回の騒動だ。
氏にとっては、人生に於ける「True Blue」だらう。私個人としては労いの言葉を掛けたい思いだ。
政治家に同情する必要は無いと思います
それも党内派閥人事のいざこざなんかに
国政に携わる政治家は説明責任を果たし国民から納得を勝ち取り結果を出してなんぼです
政治家の言葉は時として裏があるものです 報道もしかりですが
偉人や大商人の家訓社訓には「政治に近寄らず」と怖がられる魑魅魍魎の住む世界です
センチメンタルになっては事の良し悪しも判らなくなってしまいます
一年前、菅氏が首相に担ぎ上げられた際に「傀儡？」なんて単語が浮かんだ一人なのですが、建築にある「適材適所」の言葉を借りれば据える場所も木も適切ではなかったという思いです。
同じ轍を踏むことのないよう、この待ったなしの現状を少なくとも”悪化させない”首相の登場を願うばかりです。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する