焼き直し

2021年12月21日 05:55Jazz全体に公開

　昨晩9時寝の3時起き、古橋享梧2ゴール活躍のニュースで目が覚めた。同じ岐阜の水を飲んだものとして嬉しい。

　先々週日曜12/12に買ってきたCD,レコードの感想その⑤。【15/26枚】
[Eje Thelin/at the German Jazz Festival]
　これはヨカッタ。勢い有るクインテットのモーダルな演奏で、想像した以上の好盤だった。星野秋男氏の強い推薦盤だけのことがあった。

[Benjamin Herman/cafe solo]
　以前「Jazz Perspective」というジャズ雑誌に掲載あって記憶していたCD。この雑誌も2年発刊されていないが山本隆さんはどうしているだらう。リーダーの面構えやヨシ。私がモンク曲で一等好きな「reflections」を演っている。26年前の今時期に居た「isfahan」も。　
　スウェーデンのjazzレーベルに「コックローチレコード」があったはずだが、このオランダ盤はゴキブリマークに「roach records」とある。そしてプラケースに収まるディスクを外すと、ソレが可愛らしく現れる洒落た造りになっている。こういう遊び心を忘れたくないものだ。

[grassella oliphant]
　このquartetに参加しているtsはユニークであり、誰誰に似ているというのが言い当て難い立ち位置にあって私は面白く聴いた。ドラマーにも個性があり、ちょっと変わったワンホーンカルテットだ。

[natuve/二階]
　名古屋発のバンドで小川充氏の本に紹介があったCD。ノリの良い曲中心のよく書けた楽曲揃いというのに、何というか心に迫ってこないというか。ノリノリ楽曲焼き直しのニコラ・コンテのCDを聴いた時と同じ感覚に陥った。
●登山もそうだが、人の記録の焼き直しではどこにも辿り付けないのである。耳掻き程でもいい、その人にしか表現し得ない思い入れが必要だと思う。それこそが登山、だろう。

2021-12-19 平均地獄

2021-12-22 アフリカの月

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