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天本英世が、冒頭から「大日本人口調節審議会」代表の"溝"呂木省吾役で、元ナチスのブルッケンマイヤーに対して堂々たるドイツ語で応じる。東京大学生時代に習得したものという。
ストーリーに、水も漏らさぬ緻密さがあったかは検証できていないけれど"構"成はよく練られてはいたのだろう。振り返って符合することは幾点もあった。
マザコン大学"講"師役の仲代達也は、以前観た官僚役の「金環蝕」だかでも同様に好演していたと記憶する。
団令子、いいなぁ。私も"サイン"しまっす。
昨日はお誘いあった山(地球上の"溝"登り)も延期となりまた、米山さんや和田ナンガパルパット氏との飲み会もお断りして鳥小屋周辺の伐採作業に費やした。この手の作業をしていると虚しさに包まれるのは何故だろう?
今日は身体が怠いので、金曜に買ってきたレコードを聴いて過ごす。その駐車の際に車の前輪を”溝”に嵌め、"ヘルプ"の家内との"溝"が深まった気がする。脱輪はきっかけに過ぎず、これまでに貯め込んでいた鬱憤を爆発させ家内は怒って怒って「怒りっからかす(岐阜弁)」状態が数時間続いた。済んでのところ届出に"サイン"をする事態には至らなかったものの、事と次第によっては行くところまで行っていたやもしれぬ。
皆伐地で命脈を終えそうになっていたところを"ヘルプ"してきた山芍薬が夫婦間を"ヘルプ"してくれた、気がする。この花、魔的であり天国的な花に思う。花期もまことに短く、儚い。夫婦関係も、また同様に。
人生は〜紙飛行機〜、ではなく、まっこと綱渡り。"溝"渡り、か。
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