昨日は仕事を終えた家内と郊外で合流して昼食を共にした。
おっとその前に、報酬で現金の替わりに得たという期限切れ間近のJA商品券6500円分を使い切るミッションがあってJA「とれった広場」に集合、二人で篭に商品を入れていった。のだが、家内のその選択の早いこと早いこと。ものの10分程で購入商品を決めてしまった! ラフランス、がんもどき、明宝ハムにフルーツサンド、パクチー等々と驚くべき速さに改めて感心した。私なぞ10分で手にできたのは大豆と苺のみ。
家内の家系は判断の速さに特徴があるようで、何事も判断の遅いmacchan90の家系とは一線を画している。
家内の判断の速さは金払い(金離れ)の良さにも表れ、それは脱サラして失敗をせずにリタイアした義理の両親に由来している。年末年始の食料品を始め、買い物の大胆さにはホトホト感心してしまう程である。ケチケチしたところが全くもって、ない。どうやら手持ちの金の中でチマチマと何を買うのか考える(macchan90系)よりも、そんなこと考える以上にドカンと金を稼いでボカンと買い物すればいいぢゃないのよという大胆な考え方のようだ。昨日は案の定、6,500円ばかりの金券では足が出た。オイオイ。
家内の判断の早さは、我々家族にとって概ね効果的に作用してきたと思う。結婚手続きから妊娠、出産は言わずもがな、中古住宅の購入から車や冷蔵庫洗濯機の買い替えから何から。ただ、肝心の私との結婚の判断までには随分と時間が掛かった。肝心なところがっ!
結婚時には、私のような年収100万程度の貧乏人ですら幾らか蓄えていた貯金というものを家内は殆ど持っておらず、嫁ぐ際にも赤ジムニーに本だけドッカと積んでやってきて「コイツ、大丈夫かしらン」と訝ったものだったが、どうやら考え方がそんじょそこいらの日本人ではないらしく、手にした金は景気良く社会に還元してしまう大盤振る舞いの手合だったようだ。気前がイイというかラテン系というかまぁ、何とか借金もせずに家族でここまでやってこられたのだから良しとしよう。
事後「今日は俺のおごりだ」で気前良くドーンと入店したのが「どんどん庵」だった。二人で1,080円也。明るく暖かな店内でカレーうどんを分け合って食べ、玄米茶をお代わりした。もう、この歳になると贅沢して何かを食べてみたいという欲も無い。キムタク伊藤両君が出向いた「麺食香楽」? ニンニクや拉麺、肉なぞ、そう食いたくもないのよ。
「どんどん庵」入店前にオッ家内は「とれった広場」に財布をカバンごと忘れてきたことも発覚し、一体どこまで気前がイイのやら。
やるなぁ、相変わらず。
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