玄関ではこれまた私の大學探検部時代のパイセンである奥様が迎えて下さり、台所には昼食にとお互いに食べ慣れない肉を用意下さるyoneyamaサンの姿があった。
前夜呼ばれた洋酒の宿酔も醒めやらぬ中で、昼ビールを頂く。奥様とは探検について、ではなくサッカーの話を交わしつつ。タモリ流生姜焼きをつまみつつ、小原さんの登場するブラタモリの録画を視聴した。小原さんも退職した、転勤を目前にしたyoneyamaさんも退職間近、だ。
yoneyama氏とは6年離れているので山岳部現役時代に山行を共にしたことはない。私が北海道の山を満喫して帰郷した30の歳に、名古屋赴任だった氏と高賀山に登ったのが馴れ初めだったか。いや、1997年に台湾溯渓から帰国して話を聞きたいと新宿だかで呑ませてもらった記憶もある。
氏とはこれまで印象に残る数々の山行を共にしてきた。山行を終えて、その記録書きの早さに舌を巻くこと数知れず。また、私とは違った目線で山を捉えるその記録を読みたいが為にこれまで山行を共にしてきたきらいすらある。yoneyama氏の記録は読んで兎に角、面白い。白眉は黒部上ノ廊下々降記録か伊那は万古川、それとも積雪期御嶽行になろうか。次は山に近い勤務地なので今後も山行を共にはするはずだけれど、名古屋=岐阜という至近さからは離れるので些か寂しい感じがした。我々もいい歳だが、氏とは今後とも手応えある山行を成せると思っている。テレビではここ近年、登山本来の指向とは随分とかけ離れた山歩き番組が放映されて鼻白むこと多いけれど、ご本人はそれについてどう思っているのだろう。アパートの3階から見送ってくれた夫妻に手を振った。
栄の街では公園に若者が集っている。今からレコードを漁りに行くこの感じ、札幌は大通公園からRecords Recordsに向かう記憶が蘇った。そのRecords Recordsも2016年3月に完全閉店して今は無い、とのこと。日曜午後のDU(ディスク・ユニオン)に、碌な獲物など有るはずも無い。Jerry MulliganとAnn Sally、Jimmy ScottのCDをツマんで帰途に就いた。
のんびり休日は今週までで、以降は箱詰め、移転活動に入ります。今後ともよろしく。
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